「ドコモのガラホでLINEを使い続けるのは諦めた方が良さそうですね。」
と言っても、どれだけの方に需要がある記事になるのか分かりません。
自分もガラホでLINEを使っている訳ではないので……。
しか〜し、
「やっぱりガラホは使えないね〜」と思われるのが嫌です。
ドコモのガラホでLINEを使っていた場合は今後どうするべきなのか?
考えてみました。
正確にはLINEアプリサービス終了の機種と、プッシュ通知機能停止の機種があります。
LINEが使えるのというのがオススメポイントだったガラホ、「SH-01J」や「P-01J」はプッシュ通知機能停止です。
しかし、Androidバージョンは古いので、近いうちにサービス終了では?
サイト ドコモからのお知らせ
「一部機種でのLINEアプリサービス提供終了、プッシュ通知機能の停止に関するお知らせ」
=2020年8月18日追記=
一部機種でのLINEアプリサービス提供終了との発表がありました。
やはり終了です。
以下、記事内を更新しています。
しかし、9月中旬に終了って、発表からの期間が短すぎでは?
サイト ドコモからのお知らせ
「一部機種でのLINEアプリサービス提供終了に関するお知らせ」
ドコモ的には素直にドコモのスマホへ機種変更してもらいたいのでしょうが、他にも選択肢はあります。
機種変更が必要なら、月々サポートを適用できた、せめて2019年5月の時点で教えてくれれば良かったのにねぇ〜。
記事内は特記の無い限り税込金額です。
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ドコモでスマホへ機種変更
まず、スマホ本体の機種代金が丸々必要です。
ガラホから5Gスマートフォンへはハードルが高いので、4Gスマートフォンへの機種変更で考えます。
2021年3月時点で、ドコモオンラインショップの主な4Gスマートフォンでお安い順に…。
在庫が無くなり次第終了で、料金は頻繁に変更になる可能性がありますよ。
- 『Galaxy A21 SC-42A』 12,100 円~
- 『arrows Be4 F-41A』 12,760 円〜
- 『AQUOS sense4 SH-41A』 26,224 円~
- 『AQUOS sense3 SH-02M』 31,680 円~
- 『LG style3 L-41A』 34,276 円~
- 『Xperia XZ3 SO-01L』
スマホおかえしプログラム 適用時 お客様負担額35,936 円~ - 『Galaxy A41 SC-41A』 37,224 円~
- 『Xperia 10 II SO-41A』 41,976 円~
……などなど。
Androidの場合、あまり古いバージョンだと、アプリ側からサポートされなくなる可能性があります。
2021年3月現在ならAndroid9かAndroid10を選びましょう。
iPhoneだと長いサポートが期待できますが、機種代金がお高めです。
2021年3月時点で、ドコモオンラインショップでは、
- 『iPhone SE 64GB』
スマホおかえしプログラム 適用時 お客様負担額30,688 円~ - 『iPhone SE 128GB』
スマホおかえしプログラム 適用時 お客様負担額34,384 円~
後は4万、5万……、10万円超も多数⁈と、ガラホからの機種変更でそこまではちょっと…というお値段です。
スマホに機種変更すると『ギガホ』か『ギガライト』、または『ahamo(アハモ)』で契約する事になります。
長年利用してきたサービスの質を変えずにスマホに移行するなら『ギガライト』でしょう。
『ギガライト』は割引適用後で2,178円〜、割引なし&定期契約なしだと3,465円〜です。
ステップ1(〜1GB)、ステップ2(〜3GB)、ステップ3(〜5GB)、ステップ4(〜7GB)の段階制です。
同時に利用可能な割引は、
●定期契約(2年)ありなら、みんなドコモ割(3回線以上)+ドコモ光セット割
●定期契約なしなら、みんなドコモ割(3回線以上)+ドコモ光セット割+dカードお支払割
……と、少々複雑になっていますので、公式サイトでよ〜くご確認ください。
月のデータ量が7GBを超えた場合、通信速度は送受信最大128kbpsとなります。
SMS送信は別途で、国内で1回あたり3.3円~。
通話料は家族間通話料無料、家族以外の国内通話が30秒ごとに22円です。
電話をかける事が多い場合は、「5分通話無料オプション+770円」か「かけ放題オプション+1,870円」を付けます。
*FOMA→Xiへの機種変更なら「はじめてスマホプラン」や「はじめてスマホ購入サポート」があり、とてもお得です。
ドコモショップでならスタッフさんに相談できますが、オンラインショップでは十分に調べて適用させてくださいね。
2021年3月に提供開始の『ahamo(アハモ)』は2,970円(税抜2,700円)で20GBまでとお得感がありますが、ガラケー・ガラホを長年利用しているドコモユーザーにとって、キャリアメールが使えなくなるのが大きなデメリットです。
↓よろしければ関連記事をどうぞ。
機種代金を出来るだけ抑えて、安心のドコモのままスマホに機種変更が王道パターンです。
しかし、もう少し考えると……、
ドコモのガラホを残す
ガラケー時代から慣れ親しんだパカパカケータイ。
小さくてポケットに入れやすくて、ボタンを押す感触に安心感を感じる…。
LINEができないくらいでガラホを捨てたくないですわよね〜
そうよ、そうよ!
みなさま、ガラホを残す方法を考えましょうよ!
*以上、一人芝居でした。
パソコンでLINE
LINEはパソコンやその他の端末で使う!というのもありです。
パカパカケータイに親しみを感じる世代は、パソコンで調べものをしたり、パソコンで音楽を聞いたり、パソコンから買い物をしたりに慣れている様に思います。
世に言う、「高齢者はスマホやパソコンが苦手?」という刷り込みも、自分の周囲では当てはまらないんですよね。
スマホが無い時代からパソコンはありましたから。
家にいる時にパソコンでウェブ版LINEできれば十分、緊急の用事は電話する!なら、スマホに変更しなくてもOKです。
ドコモSIM+タブレットでLINE
ドコモでタブレットを契約するなら
『データプラス』1,100円/月
があります。
同一の契約名義で、『ギガホ』または『ギガライト』の契約回線がある場合に利用できるので、ガラホを『ギガライト』契約にして、データ量は2台でシェアですね。
別途機種代金がかかりますが、タブレットは比較的長く使えます。
2021年3月時点、ドコモオンラインショップでお安い順に、
- 『dtab Compact d-42K』 24,640 円~
- 『dtab d-41A』 38,896 円~
- 『iPad(第8世代) 32GB』 55,440 円~
……などなど。
スマホよりは大きな画面で動画を見る、イラストを描いてみるなど、別用途を求めるなら一考の余地ありです。
尚、ドコモオンラインショップでSIMのみ契約もできるようになりました。
ドコモ以外の端末でドコモSIMを利用できます。
端末がドコモSIMに対応しているかは事前に調べる必要がありますよ。
しかし、LINEができれば良い、データ料金も安くタブレットを手にしたいなら……、
別端末をドコモ以外で契約
格安通信会社(MVNO)でデータ専用端末を利用するというのがいわゆる『2台持ち』で、月額料金も安く抑えられる方法です。
自分がまさしくこれです。
端末とSIMは別々にゲットして、さらにSIMは複数のタブレットに入れ替えながら使う。
この自由さとお手軽さに慣れてしまい、ドコモの『ギガライト』で安くなったよ〜と言われても、いやいや好きな端末選べないし〜、自分は格安SIMで良いです。
MVNOでは格安SIMとスマホのお得なセット販売も沢山ありますよ。
Androidタブレットなら1万円程度から探せますし、知り合いで使っていない、ちょい古iPadを持っている人がいたら、安く譲ってもらうのもありでは?
以前のドコモでは、スマホとiPadの抱き合わせ契約で、たくさんのiPadが出回っているように思いますが?
ただし、どの回線を使っているか?SIMフリーか?SIMの種類は?動作確認されているか?下調べが必須です。
下調べが面倒だから電話番号そのままのMNP転出して完全にMVNOのスマホにしたら?と言われそうなのですが、MVNOの電話はちょっと複雑なので、完全に移行する気にはなれなかったのです。
↓よろしかったらコチラの記事で
他にもMVNOのデメリットをいくつかあげておきます。
- 細かいサポートは期待できないので、自分で調べる必要あり
- ほとんどがクレジットでの契約、銀行口座引き落としはできない事が多い
- いつ会社が破綻するかわからないので、情報には敏感に
- 通信混雑時はキャリアが優先されるが、テキスト主体のメッセージ送信なら不自由は感じない(個人の感覚です)
- テザリングができるかどうかは様々
メリットは、よりどりみどり!楽しい!とにかく安い!(笑)
LINEに関していえば、認証の問題があります。
ガラホで利用していたアカウントを引き継ぐ為には電話番号が必要なので、SMSが使える契約(月100円〜200円程度プラス)にして、移行前と移行後の手順を踏むのを忘れないで!
詳しくは、LINE公式サイトへ
サイト LINE公式ブログ「【最新版】 LINEのアカウントを引き継ぐ方法」
尚、Facebookと連携していた場合は電話番号がなくても引き継ぎできるのですが、ドコモのガラホはアプリとしてのFacebookは入れられないはず(SH-01Jの裏技を除いて)。
ガラホでもウェブ版のFacebookと連携できるのか?情報が少な過ぎて確認できません……。
ガラホのLINE内でFacebookと連携しているかどうか?よーく確認してください。
こちらも、LINE公式サイトへ
サイト LINE「引き継ぎについて」
テキスト主体のメッセージアプリをいくつか利用するだけなら、月1GB以下で1,000円以下のデータSIMでも十分です。
これらを踏まえて2021年4月時点で、いくつかのMVNOで一番安いプランを紹介すると……。
データ専用プラン | SMS付データプラン | 特徴 | |
---|---|---|---|
mineo Aプラン | 1GB880円 | 追加料金無しで 利用可(Aプランのみ) | au回線のAプランが一番安いが、 ドコモ・ソフトバンク回線もあり |
イオンモバイル | 1GB528円 | au回線は追加料金無し ドコモ回線は682円 | 契約プランが豊富 |
IIJmio | 2GB748円 (タイプDのみ) | 2GB825円 | セット販売機種・動作確認端末が豊富 タイプAのみ従量制1GB528円〜SMS付プランあり |
ふ〜ん、au回線はSMS付きにしても追加料金がかからないパターンが多いのですね。
常時低速でもOKなら、TONEモバイルやエキサイトモバイルなども選択肢に入りますね。
楽天モバイル は2021年4月から従量制「Rakuten UN-LIMIT VI」となり、旧プランを契約していても自動で移行されます。
1GBまでなら0円/月、無制限でも3,278円(税抜2,980円)と他キャリアに挑戦的な料金設定ですね。
楽天回線エリアも拡がってきました。
試してみるのもありですね。
Wi-Fi版の端末を使う
もう一つ、家でも外出先でもWi-Fiに繋ぐ環境が整っているなら、Wi-Fi版のタブレットを手に入れて(LTE版より安い)、SIMを契約する事なく利用するという方法もあります。
外での公衆無料Wi-Fiは危険なのでオススメできませんが。
ガラホでドコモ無料Wi-Fiを契約にしていれば、別端末にもドコモ無料Wi-Fiを設定できます。
少々面倒ですが、外で使うなら、せめてドコモの無料Wi-Fiにしましょう。
『docomo Wi-Fi』は終了し、『d Wi-Fi』に変更になります。
↓よろしかったらコチラの記事も参考にどうぞ。
まとめ
ドコモ以外(au・ソフトバンク)でLINEが利用できる機種はありますが、LINE側がガラホ用&古いAndroid用にアプリを最適化しないという問題が大きいので、近い将来、ガラホでは完全にLINEが利用できなくなるのではないでしょうか?なります。
ドコモとの契約は、電話とキャリアメールの為に残すのが安心です。
安心料として、ドコモのお高めスマホに納得できるなら、ぜひドコモで機種変更しましょう。
ただし、料金プランが変更になるかもしれないので情報収集を。
格安SIMはその名の通り格安ですが、突然サービスが終了になる可能性も高いです。
契約するならMVNOの中でも人気のある会社を選ぶのがオススメです。
最近は、複数の回線を扱うMVNOも増えてきました。
LINEだけの為なら、焦ってガラホを捨てずに、世間の流れを読みましょう。
ガラホを使っている人って、多分、簡単には流されないタイプでしょうから。(笑)