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「FitbitはGoogleの一部と…」深夜のメールは心臓に悪いですよ〜

Fitbitユーザーの皆さんにはメールが届いたと思います。
タイトルが「Fitbit は Google の一部となりました」です。
自分に届いた時間は深夜の1時16分でした。

Fitbitから届いたメール「FitbitがGoogleの一部となりました」

すわ、Fitbitが乗っ取られて迷惑メールか?
いや、Fitbitのデバイスが使えなくなるとでもお知らせか?
まずは悪い事態を想像してしまうクセがある自分は心臓がバクバクしてしまいます。
健康管理のために「Fitbit Charge 3」を利用しているのに……。

メールの内容はFitbitのジェームズ・パーク氏(CEO 兼‌社長・‌共同‌創設者)の声明で、Fitbitの歴史と今後の取り組みについて書かれていました。

全文は、
Fitbit公式サイト>FITBIT NEWS>「Fitbit は ‌Google の一部と‌なりました」
で確認できます。

Google側の発表は、
Google公式サイト>「GoogleがFitbitの買収を完了」
で確認できます。

以前よりGoogleがFitbitを買収するというのは広く報道されていたので、とうとうこの時が来たか!という感じですね。

尚、日本の公正取引委員会の発表、
公正取引委員会>報道発表資料>「(令和3年1月14日)グーグル・エルエルシー及びフィットビット・インクの統合に関する審査結果について」
には、PDFファイルで詳しい審査結果が添付されていますので、Fitbitユーザーなら特に気になるデータの扱いについても確認できます。

Fitbitユーザーとして気になる点を抜粋引用させていただくと、

本件行為実行日から10年間,腕時計型ウェアラブル端末メーカーに対しAndroid APIの機能を提供し,Androidスマートフォン端末と腕時計型ウェアラブル端末との相互接続性を維持する。

公正取引委員会の評価>本件問題解消措置>スマートフォン用OSの提供拒否等

あー、Fitbitユーザーとして勝手にFitbitがAndroidになってFitbitでなくなってしまうというのを危惧していました。
逆の目線、GoogleがFitbitに力を入れる事で他のAndroidスマホやWear OS by Google(Android Wear)を利用しているスマートウォッチにも不利益が無い様に!という事ですね、なるほど。

本件行為実行日から10年間,当事会社グループが提供するWeb APIを通じたAPI利用者による健康関連データ へのアクセスを,需要者である一般消費者の同意を条件とし,アクセス料無料で,維持する。

公正取引委員会の評価>本件問題解消措置>健康関連データの提供拒否等

本件行為実行日から10年間(※),
・健康関連データをGoogleグループのデジタル広告関連事業に使用しない。
・健康関連データについて,Googleグループ内の他のデータセットからの分を維持する。
※必要に応じて延長(最長で更に10年間)され得る。

公正取引委員会の評価>本件問題解消措置>健康関連データのデジタル広告関連事業への利用

そして、上記3点に関して、

本件行為実行日から10年間,半年に1度,独立した第三者(監視受託者)が監視する遵守状況を報告する。

公正取引委員会の評価>本件問題解消措置>定期報告

監視もしてくれるんですね。
10年間は変わらず、安心して、AndroidでもiOSでももちろん使えるよ!と理解して良いのかな?かな?かな?

Googleがいずれ、そんなに遠くない将来、データをあんな事やこんな事に利用できる様になるのは間違い無いでしょうが……。

自分も、Fitbitのデバイス「Fitbit AltaHR」と「Fitbit Charge 3」で数年間分のデータがたまっています。
次はFitbitデバイスを購入するか、心機一転リンゴ時計にでもしようか、悩む所です……。

Googleに組み込まれるのが恐ろしいと考えるユーザーは既にデータを消去してFitbitを離れているでしょうし、Googleと手を組んだら更に便利になるに違いないと歓迎するのも間違いではないです。

とりあえず現Fitbitユーザーは、同じデバイス、同じアプリ、同じデータを使い続けられる様ですね。
セキュリティに関する不穏なニュースが出たらすぐに対処できる様に身構えながら、Fitbitで健康管理していきましょう。

今後発売される製品が楽しみでもあり、不安でもあり……。

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