大嫌いな寒い冬がやってきました。
ここは北海道。
暖房としてメインで使っている石油ストーブ用の灯油代が月2万円ほどかかります。
少しでも効率良く暖房を効かせて節約したい!
お手頃なサーキュレーター購入しました!
リビングの色々な場所に置いて実験しました。
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サーキュレーターを選ぶ
素敵なサーキュレーターと言えばシーリングファンです。
天井が高いオシャレな家の上の方で羽根がグルグル回っているやつ……。
でも、お手頃ではありませんので小型&床置き型で選びます。
必要な機能は、まず……、
●首振りタイプ
首振りは主に「左右のみ首振りで上下の角度は手動で固定」と「上下左右とも首振り」があります。
設置場所が決まっていて一つの方向に風が流れるだけでOKならお値段もお安くなる「完全に固定タイプ(上下左右とも手動)」でも良いです。
しかし、どこに置くべきかまだわからないので「上下左右とも首振り」で探します。
次に……、
●リモコン付き
自分は「OK、グーグル!サーキュレーターをONにして!」をしたいのでリモコンが必要です。
赤外線リモコン付きなら我が家のスマートリモコン『Nature Remo 3』に記憶させて、スマートスピーカー 『Google Nest Hub』から操作できます。
リモコン無しの方が沢山の製品がありますが、棚の上や部屋の隅に設置予定ならリモコン欲しくなると思いますよ……。
もうひとつ……、
●タイマー付き
一日中稼働させるならタイマーは無くても良いですが、暖房の補助的に時々空気を攪拌させたいので、切り忘れても大丈夫なタイマーも必須とします。
以上3つが最低条件ですが、お値段が少しアップしても良いなら「DCモーター」搭載の方が機能も増えて電気代の節約も期待できますよ。
今回は「ACモーター」でも良いと考えて探します。
デザインは……、普及モデルだと大差ありません!
オシャレなサーキュレーターを探すなら、少々お高くなりますが『ボルネード』や『バルミューダ』で探してください。
『ダイソン』はひと目で『ダイソン』とわかってしまうのが良いのか悪いのか……。
安心感で選ぶなら『アイリスオーヤマ』、種類も沢山ありますよ。
そんなこんなで、お手頃価格&お手頃機能で選んだのは……、
『FOCHEA サーキュレーター YS-012』
聞いた事無いメーカーですが、ここはチャレンジ精神で!
Fochea サーキュレーター【2020年最新版】扇風機 3D立体首振り 風量3段階調節 静音モード搭載 8畳 パワフル送風 タイマー機能 タッチ 価格:6,350円 |
電圧:AC100V
消費電力:38/34W (50/60Hz)
最大風速:約360~330m/分
思ったより大きいですね。
高さは2ℓペットボトルとほぼ同じです。
横幅は2ℓペットボトル2.5本分です。
通販ページの商品画像ではメタリックなイメージだったのですが、一般的なマットなプラスチックの白でした。
本体の操作パネルはタッチセンサーで、軽く触れただけで作動するのが気持ち良いです。
リモコンはペコペコ押すボタンです。
首振りの角度調節はリモコンを使わないと難しいですよ。
風量は3段階調節ですが、「3」にすると音が結構大きくてうるさいですね。
スマホのアプリで音量を計測してみましたが、スイッチを切った状態で「40dB」の時、「1」なら「43dB」。
しかし、「3」だと「53dB」まで跳ね上がります。
できれば「1」か「2」で稼働したいですね。
首振り機能は、左右に1回動くと上下も1回。
つまり、ランダムに攪拌されるのではなく、同じ場所で大きく円を描く感じです。
左右1回に対して上下は数回小刻みに動いてくれると攪拌されてる気がするのですけど、ちょっと思っていたのと違っていた部分です。
首振りは「左右だけ」や「上下だけ」、「両方とも停止」などもできます。
サーキュレーターの置き場所を考える
北海道で古い木造一軒家。
冬はスキマ風で寒くない訳がありません。
玄関へ通じるドア付近が寒い
リビングで毎冬辛いのが玄関へ通じるドア付近。
ストーブ付近の心地良い居場所の温度が22〜24度の時、ドア付近の床では14度前後、寒っ!
風が強い日はドアがカタカタします。
ドアノブの高さでは19度ぐらいあるんですけどね。
何度も実験した結果、ドア付近の温度を上げるのに最適なサーキュレーターの置き場所は、まさしくその玄関へ通じるドアの前。
「床置き、または床から50㎝位の高さの台に置き、ストーブ真上の天井に向けて首振り」でした。
最大風量で15分程稼働させるだけでドア付近の温度が2〜3度上がります!
しかし、欠点が……。
サーキュレーターの前を通る(トイレに行ったり台所に行ったりする)ので、風を直接受けて寒いのです。
リビングでじっとしているなら最適の場所です。
天井と床の温度差
今までは自力で暴れて解消させていました。
立った状態で天井に向けて新聞や雑誌をパタパタさせて暖かい空気を攪拌するのです。
この上下の温度差をサーキュレーターで解消するには……、
ストーブ横の床にサーキュレーターを置き、ほぼ真上だけどちょっとだけ角度が付いている状態で上下の首振りは固定して、左右は首振りにします。
天井に反射して降りてくる空気が自分の真上からちょっとずれた位置になる角度です。
風が直接あたるのはやっぱり寒いので。
オシャレな吹き抜け天井の家には無理な技ですね。
椅子に座っているけど足元だけ冷たい!が、少し解消されます。
ストーブとサーキュレーターの距離は安全のため1mぐらいは離します。
しかし、欠点が……。
空気がほぼ上下に直線運動しているだけなので、横から来る風には弱い。
そう、玄関に通じるドアから入るスキマ風が、またまた冷たく感じてしまう。
最適な置き場所の考え方
リビング内の色々な場所に置いて実験してみました。
カウンターの上に置いてみたり、棚の上の高い場所に置いてみたりもしました。
同じ場所でも床に置いたり、椅子の上に置いたり。
温度計も4個設置して2日かけて。
冬の場合、一番効果的なのは、
●サーキュレーターを置く場所は、温度が低い場所の床または床から50㎝以内の台の上
●サーキュレーターの向きは、暖かい空気が一番溜まっている所の天井に風をぶつける様に
サーキュレーターの後ろから冷たい空気を吸って、暖かい空気が溜まっている所へ送ると、温度が混ざり合う効果を一番感じられました。
どこを温めたいかによって移動させて使うのも良いですね。
サーキュレーターは扇風機よりも直線的に風が送られます。
もし、この直線上を人が横切るならどうしても寒いのが冬に使うデメリット!
夏なら涼しくて気持ち良いんでしょうね。
実験しながらふと思いました。
もしかして温風が出るサーキュレーターもあるのでは?
……やっぱりあった。
『山善 サーキュレーター ホット&クールファン』
価格:14,800円 |
温風も出て衣類乾燥モードもありますが、温風時の消費電力が1200Wとなれば電気代も気になります。
温風モードはファンヒーターと変わらないですね。
送風時は8〜22Wです。
暖かい地方でメインの暖房としても使うならありかも。
今年の冬はサーキュレーターを賢く利用して灯油代の節約にチャレンジです!
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