2022年5月13日発売予定。
ドコモから2つ折りパカパカケータイが出ます。
『arrows ケータイ ベーシック F-41C』
主にビジネス向けというアピールが強かった『SH-03L』や『DIGNO(R) ケータイ ベーシック KY-41B』にカメラが付いて、個人向けにもオススメできるようになりました!
という機種です。
スマホとの2台持ちにもピッタリですが、デメリットも気になります。
2022年4月末の時点でドコモオンラインショップ内で発売&発売予定の”2つ折り”ケータイが合計6機種となりました。
「ドコモケータイ」の分類で5機種。
- 『arrows ケータイ ベーシック F-41C』2022年5月13日発売
支払総額/現金販売価格 14,850 円~ - 『DIGNO(R) ケータイ ベーシック KY-41B』2021年6月3日発売
支払総額/現金販売価格 18,480 円~ - 『arrows ケータイ F-03L』2019年7月19日発売
支払総額/現金販売価格 31,680 円~ - 『SH-03L』2019年7月5日発売 *2022年4月末時点で在庫無し
支払総額/現金販売価格 30,096 円~ - 『AQUOS ケータイ SH-02L』2019年2月8日発売
支払総額/現金販売価格 31,680 円~
「らくらくホン」の分類で1機種。
- 『らくらくホン F-01M』2019年11月22日発売
支払総額/現金販売価格 38,016 円~
「ドコモケータイ」は、個人向けとビジネス向けで何となく分かれています。
ガラケーとスマホの中間の位置付けで種類は多くないですが、ドコモの機種でどれを選ぶか迷った時のポイントを考えてみました。
見た目のちょっとした違い(丸っぽいとか四角っぽいとか色のバリエーションとか)は無視しますよ。
尚、『SH-03L』は2022年4月時点で在庫無しの上、後継機に当たる『arrows ケータイ ベーシック F-41C』か『DIGNO(R) ケータイ ベーシック KY-41B』の方が条件が良いので省きます。
*記事内は2022年4月時点の情報で税込金額です。
機種本体の正式な価格は契約状況によって異なるので、ドコモオンラインショップなどでの購入手続き時にご確認ください。
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まずはまとめ
もし、2018年以降に機種変更していて、4G対応の機種で、契約プランも問題無く、特に困っていないなら、2022年春の時点で機種変更する必要は無さそうです。
ドコモの3Gガラケーから機種変更しなければいけない、または他社からドコモに移りたいけどどれを選べば良いか迷っている。
そんな場合、2022年春に発売されている2つ折りケータイの中から候補に絞られるのは3機種です。
- 個人でも契約できるけど、ビジネス向けにもピッタリなラインアップより
『arrows ケータイ ベーシック F-41C』 - スマホの補佐やパソコンとの使い分けとしても需要がある
『arrows ケータイ F-03L』 - ガラケーからの機種変更でも混乱しない、使い方を無料で電話で教えてくれる「らくらくホンセンター」も利用できる
『らくらくホン F-01M』
個人用2つ折りケータイで重視されそうな違いを挙げてみると、
arrows ケータイ ベーシック F-41C | arrows ケータイ F-03L | らくらくホン F-01M | |
---|---|---|---|
カメラ | 約810万画素 | 約810万画素 | 約810万画素 |
おサイフケータイ | × | OK | × |
ワンセグ | × | OK | OK |
Wi-Fi | × | OK | OK |
Bluetooth | × | OK | OK |
支払総額/ 現金販売価格 | 14,850 円~ | 31,680 円~ | 38,016 円~ |
4Gさえ使えれば3G時代のガラケーと同じ機能で良い!
電話とドコモメールと時々写メ!
本体価格も安いし『arrows ケータイ ベーシック F-41C』!
Wi-Fiやおサイフケータイも必要なら『arrows ケータイ F-03L』!
共通事項として当記事で紹介する機種は全てイヤホンジャックは無し、LINE非対応、5Gにも対応しません。
料金プランについて詳しくは述べませんが、ドコモケータイ用の「ケータイプラン」、FOMAや他社3Gプランからの乗り換え限定で「はじめてスマホプラン」、ある程度通信容量が必要なら「ギガライト」が基本です。
それぞれの対応機種、適用できるセット割、さらに端末の購入割引がないか?は確認してくださいね。
「ahamo」を契約できる機種で「ahamo」を契約する場合は、事前に「料金プラン「ahamo」を契約予定のお客さまへ」を確認してから。
「ドコモのエコノミーMVNO」で「OCN モバイル ONE」なら一部ドコモケータイ機種の持ち込みも可能です。
「OCN モバイル ONE」の動作確認済み端末一覧はコチラから。
次の項目から5機種のスペックを少し深く見てみます。
『arrows ケータイ ベーシック F-41C』
まずは最新機種です。
マスクでこもった相手の音声も聞き取りやすくなる「マスク通話モード」が斬新です。
2022年5月13日発売でビジネス向け機種の後継機ですが、個人向けも強くアピールされていますよ。
カチカチ音が鳴るワンプッシュオープン(サイドのボタンを押すとパカッと開く)がメリットと感じるかデメリットと感じるかは分かれますね。
自分はうるさいと思うのでデメリットです。
ドコモホーム>製品>ドコモケータイ>arrows ケータイ ベーシック F-41C
- バッテリー容量:1680mAh
- ディスプレイ(メイン):約3.4インチ
- 受信時最大150Mbps:送信時最大50Mbps
- アウトカメラ:約810万画素
- microSD 最大2GB:microSDHC 最大32GB
- テザリング対応(USB1台のみ)
- 連続待受時間(静止時):約640時間
- 重量:約132g
- 防水IPX5/8:防塵IP6X
- USB Type-C
- プラスメッセージ対応
デメリットは
- Wi-Fi→非対応
- Bluetooth→非対応
- おサイフケータイ→非対応
- ワンセグ→非対応
従来のビジネス向けケータイにアウトカメラがプラスされました。
もちろん個人でも契約できますが、おサイフケータイとWi-Fiが使えないのは厳しいかもしれませんね。
『DIGNO(R) ケータイ ベーシック KY-41B』
2021年6月3日発売です。
「ahamo」契約回線での利用はできない機種です。
主にビジネス向けをアピールしています。
ドコモビジネスTOP>製品>ビジネス向けドコモケータイ>DIGNO® ケータイ ベーシック KY-41B
- バッテリー容量:1500mAh
- ディスプレイ(メイン):約3.4インチ
- 受信時最大150Mbps:送信時最大50Mbps
- microSD 最大2GB:microSDHC 最大32GB
- テザリング対応
- 連続待受時間(静止時):約360時間
- Wi-Fi対応
- Bluetooth4.2
- 重量:約123g
- 防水IPX5/8:防塵IP5X
- USB Type-C
デメリットは
- カメラ→非対応
- おサイフケータイ→非対応
- ワンセグ→非対応
- プラスメッセージ→非対応
新しく購入するなら後継機にあたる『arrows ケータイ ベーシック F-41C』をオススメしますが、今、『DIGNO(R) ケータイ ベーシック KY-41B』を使っていて問題無いならわざわざ機種変更をするほどでもないでしょう。
『arrows ケータイ F-03L』
2019年7月19日発売で、個人向けガラホです。
カチカチ音が鳴るワンプッシュオープンです。
「最大輝度モード(クイックボタンで画面が明るくなる)」が搭載されたのはこの機種からでした。
ドコモホーム>製品>ドコモケータイ>arrows ケータイ F-03L
- バッテリー容量:1680mAh
- ディスプレイ(メイン):約3.4インチ
- 受信時最大112.5Mbps:送信時最大37.5Mbps
- アウトカメラ:約810万画素
- microSD 最大2GB:microSDHC 最大32GB
- テザリング対応
- 連続待受時間(静止時):約640時間
- Wi-Fi対応
- Bluetooth4.2
- ワンセグ対応
- 重量:約133g
- 防水IPX5/8:防塵IP6X
- USB Micro-B
- おサイフケータイ対応
- プラスメッセージ対応
デメリットは
- ビジネス向けケータイよりは機種本体価格がお高め
- この機種だけ最大送受信速度が少し遅いのが気になるが、常時ネットに繋げないなら問題無し
『AQUOS ケータイ SH-02L』
2019年2月8日発売で、個人向けケータイです。
『AQUOS ケータイ SH-02L』の後継機種が1つ上で紹介した『arrows ケータイ F-03L』になります。
ドコモホーム>製品>ドコモケータイ>AQUOS ケータイ SH-02L
- バッテリー容量:1680mAh
- ディスプレイ(メイン):約3.4インチ
- 受信時最大150Mbps:送信時最大50Mbps
- アウトカメラ:約800万画素
- microSD 最大2GB:microSDHC 最大32GB
- テザリング対応
- 連続待受時間(静止時):約500時間
- Wi-Fi対応
- Bluetooth4.2
- ワンセグ対応
- 重量:約125g
- 防水IPX5/8:防塵IP5X
- USB Micro-B
- おサイフケータイ対応
- プラスメッセージ対応
デメリットは
- ビジネス向けケータイよりは機種本体価格がお高め
愛用して約3年、不満も無く、機種変更しようと思う機種には出会っていません。
『らくらくホン F-01M』
2019年11月22日発売で、ほぼガラケーというコンセプトで作られた製品です。
ドコモホーム>製品>ドコモ らくらくホン・あんしんスマホ>らくらくホン F-01M
- バッテリー容量:1500mAh
- ディスプレイ(メイン):約3.0インチ
- 受信時最大150Mbps:送信時最大50Mbps
- アウトカメラ:約810万画素
- microSDHC 最大32GB
- 連続待受時間(静止時):約530時間
- Wi-Fi対応
- Bluetooth4.2
- ワンセグ対応
- 重量:約129g
- 防水IPX5/8:防塵IP6X
- USB Micro-B
デメリットは
- おサイフケータイ→非対応
- テザリング→非対応
- プラスメッセージ→非対応
- 機種本体価格がお高め
個人的感想
ポケットに入れたり(時々落としたり)、ガサツにカバンに突っ込んだり、他人と余計な繋がりを持たないための言い訳として需要があるのが2つ折りケータイです。
ビジネス向けで比較的頻繁に新機種を発表していますね。
個人用ならスマホにしなよ!というのがドコモの本音でしょう……。
自分はWi-Fiとおサイフケータイが必要なので、『arrows ケータイ ベーシック F-41C』への機種変更は考えられません。
ドコモなんだから「d払い」の機能を付けてくれたら機種変更も考えられるのに。
「d払い」を使うならそれこそスマホにしなよ!という声も聞こえてきますが、ドコモケータイと格安SIMでのスマホとの2台持ち、何だか安心なんですよね〜。
それともう1つ。
デザインがもう少しおしゃれな2つ折りケータイが出ないかな〜。