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『HUAWEI nova lite 3のAI Vision』vs『Googleレンズ』

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『HUAWEI nova lite 3』(2019年2月1日発売)
衝動買いしてしまいました。
正確には、発売から10日間悩んでいましたが。
更に正確には、1年前に前身の『HUAWEI nova lite 2』が出た時も欲しいな〜と思ったので、1年経過していましたが。

HUAWEIという企業の良し悪しは置いといて……。
2万円台です、コスパに優れているというのは間違いないのです。
もし、端末に問題があって、すぐ手放さなければならなくなっても、勉強代として惜しくない値段です。
設定も色々と試している途中ですが、カメラ内の『 AI Vision 』が期待を超えていたので紹介します。

『HUAWEI nova lite 3 の AI カメラ』

前情報では、ダブルレンズで AI カメラ搭載で写真が綺麗に撮れるよ〜、でした。
最近のスマホでダブルレンズは標準装備になってきましたね。
iPhoneのポートレートモードが羨ましかったのは今は昔、格安スマホでも背景ボカシまくりです!(笑)

ただ、HUAWEIスマホの上位機種ではライカと共同で3眼カメラを搭載しています。
『HUAWEI nova lite 3』は、お手頃2万円台のスマホですし。
綺麗かどうかはそんなには期待していませんし。
そんなに写真に凝っている訳ではありませんし。

そんな斜め目線で、カメラの中を覗いてみると、内蔵されているフィルタや背景を使ってちょっとしたおもしろ動画も撮影できたり、ビューティレベルを調節して詐欺並みにお肌を滑らかにしたり(笑)、十分な機能が揃っていました。

そして、AI カメラの中の機能の1つとして『 AI Vision』があります。

『 AI Vision』とは

AI Visionは被写体をスキャンし、それに関する情報を表示したり、ショッピング提案する機能の名称です。

HUAWEI公式HP『HUAWEI nova lite 3』より

こんなサラッとした前情報だったので、買い物する時に便利なのかな〜?使う機会あるかな〜?
と思いながら、カメラを起動して左上のアイコンをタップ。
ちなみに、右から2番目のAIと書いてあるアイコンは、AIカメラの有効or無効の切り替えです。

HUAWEI nova lite 3のAI Vision
カメラ起動時の上部アイコン

どれどれ、商品をスキャンしてみましょうか…………。
ん?ショッピング機能だけではないではないですか!

HUAWEI nova lite 3のAI Vision内の機能
『 AI Vision』の機能説明画面

●QRとバーコードリーダー
実は、HUAWEIのタブレット『HUAWEI MediaPad M3 Lite 10』も持っているのですが、カメラの中にはバーコードリーダーが無く、ロック画面から直接カメラを開いた時にだけ現れる不思議な仕様になっていました。
普通にカメラからQRコードリーダーが使えるようになり、いざ使う時に戸惑わなくなり安心です。
ただし、バーコードで商品検索しようとしても、数字部分がテキストとして読まれるだけで上手くいきませんね。
QRコード専用と思った方がイライラしません。

●文字
これって、『Google 翻訳』です!!!
今まで、ストレージが貧弱なスマホを使っていたので、スマホを買い換えたら『Google 翻訳』アプリをインストールしようと思っていたのですが、要らなくなりました。

●商品
これが噂の『 AI Vision』でオススメのショッピング提案機能。
撮影すると、似たような商品がリストアップされます。
商品の中身というより、似たようなデザイン&色合いの商品が並んでいるのですが、これって、『Google 画像検索』(の商品特化版)では???

●識別対象
被写体が何なのか?識別してくれますが、少し時間がかかるかも……。
でも、これって、『Google レンズ』では!!!

『Googleレンズ』とは

そういえば、そういえば、1年程前に『Googleアシスタント』から『Googleレンズ』が使えるようになるという噂があったのはどうなった?
ホームボタン長押しで『Googleアシスタント』起動!
カメラっぽいマーク発見!!
『Googleレンズ』きた〜!!!

Googleレンズの機能
『Googleレンズ』の機能説明画面

上の画像は『Googleアシスタント』内のカメラマークから起動した『Googleレンズ』です。
アプリ単体だと違いがあるかもしれません。

Android7のタブレット『HUAWEI MediaPad M3 Lite 10』内の『Googleアシスタント』にはカメラマークが無いので、古いAndroidでは使えないのですね、残念。

●テキストをコピーする
日付をスキャンするとカレンダーを開いてくれたり、電話番号から会社名を検索してくれたり、言葉を『Google検索』してくれます。

●類似の商品を検索する
『 AI Vision』でいう、『商品』ですね。
同じ物が見つからない場合は、画像の中の一部、テキスト部分などを読み取って検索しようとします。
会社名だったらホームページへ、文章だったら『Google検索』などへ。

●植物や動物を調べる
『 AI Vision』でいう、『識別対象』ですね。

●書籍やメディアを探す
どんな本か?どんな映画か?などを検索してくれます。

●バーコードをスキャンする
QRコードとバーコードリーダーです。
バーコードから商品検索できますよ。

『 AI Vision』vs『Googleレンズ』

まず、使い方が微妙に違います。

『 AI Vision』は、どの機能を使うか?下部のアイコンから選んだ後にカメラを向けます。

AI Vision内のアイコン

カメラを向けて物体を認識したら勝手に読み取り始めるので、「まだ待って〜、検索して欲しいのそれじゃないってば〜」という状態になって、やり直す事もしばしば……。

『Googleレンズ』は、カメラを向けたら被写体によってどの機能が使われるかを判断されて、ドットがいくつか表示されます。
検索して欲しい場所のドットをタップすると読み取り始めます。
タップする時に片手だと動いてしまって失敗する事があるのが微妙……。

植物などの識別結果は『Googleレンズ』の方が的確にリストアップしてくれました。
商品の検索は、『 AI Vision』の方が類似品も含めて沢山表示してくれます。
バーコードリーダー機能は『Googleレンズ』の方が頼りになります。
『Google 翻訳』が出来るのは『 AI Vision』というのがややこしい……。

つまり……、

Googleの検索っぽいのが『HUAWEI nova lite 3のAI Vision』で、
AI使ってるっぽいのが『Googleレンズ』ですね。(笑)

『 AI Vision』の機能&使い方を詳しく説明してしまうと「それ、まんま『Googleレンズ』じゃん!」と言われそうなので、ショッピングに便利な検索に特化した『商品』機能を推したのかな?と、深読みしてみたりみなかったり……。

はい、どちらも楽しく使えそうですよ。
対応機種をゲットした方は、遊んでみてくださいね。

AI検索マーク

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