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いざAffinity1から2へ!あれ?MacとiPad間でフォント問題悪化中⁈

このブログ内のイラストは自分で描いています。
主に利用しているお絵描きアプリは『Affinity』シリーズです。
↓お絵描き画面はこんな感じです。

『Affinity』でイラスト作成

『Affinity』シリーズには、

  • ページレイアウトの『Affinity Publisher』
  • イラストとデザインの『Affinity Designer』
  • 写真エディタの『Affinity Photo』

があります。
対応するプラットフォームはmacOS、Windows、iPadOSの3種類です。
Androidは無いのが残念!

『Affinity』は買い切り型で、アドビさんのサブスク型ソフトに比べるとお手頃です。
機能が劣るとは言われますが、個人用ならまあ満足ですよ!

購入は『Affinity』公式サイトからでも、各アプリストアからでもOKです。
支払い方法やアップデート方法が違うので、普段利用しているアプリの購入方法を選べるのもハードルが低いですよね。

↓以前の記事もよろしければどうぞ。

2022年11月『Affinity 2』が登場しました。バージョン1を既に利用しているので購入するか迷います。「ナイフツール」や「ベクターワープ」は楽しいです。「Affinity V2ユニバーサルライセンス」は全部入りでお得だし買おうかな?

バージョン1(V1)では、macOS用の『Affinity Publisher』『Affinity Designer』『Affinity Photo』と、iPadOS用の『Affinity Designer』を購入していました。

2022年11月、バージョン2(V2)が発売になりまして、「Affinity V2ユニバーサルライセンス」を購入しました。
全てのアプリを全てのプラットフォームで利用できるオールインワンライセンスです。

それぞれV1のアップデートではなく、V1とV2は別々のアプリです。
V1は必要無くなったかもしれませんが、もう購入できないと思うとアンインストールするのがもったいないです……。

*注意事項として、V2で作成したファイルはV1では開くことができません。
V1ファイルをV2で開くのは大丈夫です。

そして今回、iPadも新調しました。
長らく愛用していた「iPad Air 2」は容量が16GBと貧弱な上、iPadOS 15でサポート終了。
2022年に配信が始まったiPadOS 16には非対応になってしまいました。
容量16GBも、『Affinity』アプリ1つだけで1.5GB以上を使うのに3つも入れるのは無理なんですよ。
ギリギリまで我慢して使っていた自分を褒めてあげたい!

購入したのは無印iPadで1年型落ちですが、「iPad Air 2」よりは遥かにパワーアップした「iPad(第9世代)」です。
ええ、2022年の各iPadの急激な値上がりにひるみましたよ!
ええ、某通販サイトのブラックフライデーに飛びつきましたよ!

これで、旧「iPad Air 2」には『Affinity Designer 1』と『Affinity Designer 2』が。
新「iPad(第9世代)」には『Affinity Designer 1』と『Affinity Designer 2』『Affinity Publisher 2』『Affinity Photo 2』で4個のアプリが。
そして、Macの中にはV1&V2合わせて6個のアプリが入っています。

家でも外出先でもMacでもiPadでも同じファイルを操作できるように、クラウドに保存してクラウドから開いています。
iPadの保存場所は[環境設定]>[一般]の「デフォルトの保存場所」で、初期設定は「自分のiPad」になっているのを「iCloud Drive」に変更しておきますよ。

iPad版『Affinity』のファイル保存場所設定

さて、やっと表題のフォント問題です。

『Affinity』シリーズはV1時代から日本語の環境が整っていない問題がありました。
縦書きができないとか、外付けキーボードで入力すると変になるとか。
自分はイラストがメインで、文字はアイキャッチ程度にしか使わないのでそんなに問題ではありませんでした。

それなのに困ってしまった、とてもレアパターンのフォント問題かと思います!

まず、「MacBook Pro」の『Affinity』で文字入力すると、デフォルトの書体は「Arial」なので、日本語部分は自動で「ヒラギノ角ゴシック」が使われます。
旧「iPad Air 2(iPad OS 15)」と「MacBook Pro(macOS Monterey)」の間で行き来しながらクラウドから開く&保存を繰り返しても問題ありませんでした。

しかし、「iPad(第9世代)」を購入して、即「iPad OS 16.1.1」にアップデートしてから『Affinity』の各アプリを使用してみると……。
代替文字であるはずの部分が四角(□□□)になってしまっています!

「iPad(第9世代)」で『Affinity』文字化け

iPad版『Affinity Designer 2』ではアプリ内の書体名も文字化けしています。
(『Affinity Publisher 2』と『Affinity Photo 2』では書体名までは文字化けしないのが謎)

「iPad(第9世代)」の『Affinity Designer』でテキスト表示

修正するには、四角(□□□)部分を少しずつ選択、またはファイルを「全て選択」にして、日本語が正しく表示される書体に変更します。

ただし、画像と文字をグループ化していたら文字部分だけを選択しなければならないし、こだわって作った元のレイアウトが多少は崩れてしまいます。
例えば、「Arial」を「ヒラギノ角ゴシック」にする場合、「全て選択」して一気に変更すると文字化けしていなかった「Arial」の数字やアルファベット部分も「ヒラギノ角ゴシック」に変わってしまいます。
デザインにこだわって書体を何種類も設定していたら、元の雰囲気に戻すのに一苦労です。
あまりに修正が多いなら、Macのみで扱うことにした方が良いかもしれません。

フォントマネージャーで代替文字を選ぶ方法はないか?
(代替フォントを選択できるはずなんですが、うんともすんとも言わないんですよ……)

『Affinity』のフォントマネージャー

iPadで文字コードを変更してみる方法はないか?
Macで新規作成する時に、iPadで表示されない書体だと警告を出す方法がないか?
少ない知識で試行錯誤しましたが、最適の方法は見つけられず……。

iPadで新規作成する場合は四角文字になったら書体変更すれば良いので困らないですね。
プラットフォームを移動しないで利用するなら困らないですね。
Macで新規作成してiPadと行き来する時には困りますね。
やっぱりレアパターンのフォント問題かと思います!

尚、MacBook Proで使っている書体をiPad版『Affinity』に追加させたいなら、Macの内蔵アプリ「FontBook」から好きなフォントファイルを書き出して、iPadのいずれかの『Affinity』で[環境設定]>[フォント]にお好みのフォントの.ttfまたは.ttcファイルをインストールすればOKです。
フォントファイルはMacに置いたまま「iCloud Drive」で共有した状態からでも、iPadの「このiPad内」に入れてしまっても操作できます。
書体を1つ1つ選ぶので少々手間はかかりますが。

iPad版『Affinity』にフォント追加

色々と試した結果、日本語文字が四角になる問題は「iPad(第9世代)」か「iPad OS 16.1.1」が原因であろうと思います。
「iPad Air 2(iPad OS 15)」ではV1でもV2でも問題無いので。
「iPad OS 16.1.1」にアップデートしないで試せば良かったけれど、おニューなiPadを最新OSにしないなんて考えもしませんでした。

書体を選びながら文字入力する他のアプリでも似た現象が起きているならiPad側で対応してくれるかもしれないです。
もしくは、iPadで変更された仕様に合わせて『Affinity 2』が今後のアップデートで対応してくれるかもですが、イギリスのソフトウェア会社のアプリなので、日本語問題に素早い対応は難しいかも……。
特定のiPadとMacで『Affinity 2』と相性が悪いだけと言われたら変わらないかも……。

Windowsとの挙動はわかりませんが、今の所、MacとiPadで同じファイルを行き来しながら日本語を使う編集をする場合は、ちょっとだけ気を使ってフォントを選んでください。

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