ある日、突然、電子書籍で本を読もうと思い立ちました。
今までは、音楽はCD、映画はDVDか映画館、書籍はもちろん本屋さんでした。
しかし、毎月購入するMacユーザー御用達の月刊誌「Mac Fan」が部屋で山積みになっているのに途方に暮れてしまったのです。
もちろん今月も買いますけども、他にも付録につられて買っている雑誌もありますけども、古い雑誌は捨てようと思っていますけども。
何かスッキリさせる方法はありま…………、ん?電子書籍は?
遅ればせながら、電子書籍デビューです。
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雑誌「Mac Fan」が読める電子書籍は
まず、「Mac Fan」を出版する「株式会社マイナビ出版」が提供する「マイナビBOOKS」から定期購読する方法があります。
マイナビBOOKS「Mac Fan」定期購読申し込みページはコチラ
紙版、電子版、または紙版+電子版セットで定期購読にするとチョットお得です。
紙版なら送料無料です。
少々引っかかるのが、電子版の支払い方法はクレジットカードのみという点でした。
(紙版ならコンビニ決済や郵便振替もあり)
できればプリペイドカード式かコンビニ払いが希望なので、別の方法を探ります。
その他は、Amazon Kindleストア、Newsstand、マガストア、fujisan.co.jp、雑誌オンライン+BOOKS、Google Play ブックス、紀伊國屋書店、BookLive、楽天KOBO、Reader Storeなど。
読み放題サービスなら、dマガジン、Kindle Unlimited、ブック放題、ビューンなど。
2019年3月時点の情報ですが、沢山ありますね。
書店と提携したサービスなら紙版も注文できたり、自分のスマホキャリアが提供していたら支払いも楽だったり、品揃えも様々、迷います。
しかし、
- 読み放題サービスは、雑誌の全ページを読めない事が多いらしい。
- 端末内にダウンロードしてオフラインで読めないと移動中は辛い。
- あまりメジャーでないサービスにアカウントやクレジットカードを登録したくない。
- プリペイドカードかコンビニでその都度支払いたい。
- コミック系はあまり読まないので、雑誌や実用書に力を入れている電子書籍サービスが希望。
- Android、iOS、PCを問わず購入した本を読みたい。←最重要
消去法で考えると、残ったのが『Google Play ブックス』となりました。
読書家さんなら品揃えによって、複数のサービスに登録しておくのがベターです。
Kindleの専用端末を使って、読書家を装うのも素敵かな?
『Google Play ブックス』とは
『Google Play ブックス』
Google Play ストアで無料(2022年3月時点)
その名の通り、Googleが提供する電子書籍サービスです。
スマホはAndroidなのでGoogleアカウントは身体の一部?
アプリ『Google Play ブックス』をインストールしたら、すぐに利用開始OKです。
アプリ内で書籍を購入したら、端末にダウンロードしてオフラインで読む事ができます。
購入前に「無料サンプル」をダウンロードして、最初の数十ページを試し読みもできます。
すでに、たくさん試し読みしています!
支払い方法は、2022年になり増えましたね。
契約しているスマホのキャリア決済、クレジットカード、コンビニでの支払い、メルペイ、PayPal、コードの利用、コンビニでGoogle Playの残高に追加。
『Google Play ブックス』の良い所
時々、Google Play ストアでクーポンが配信されているので、今回は400円オフで購入できました。
書籍購入時や、特典として配信されて貯まる「Google Play Points」は、次回以降の購入に利用できます。
「Google Play Points」は書籍以外にもアプリ内アイテム、ゲーム内アイテム、アプリ内アイテムとゲーム内アイテムの割引クーポンにも使えます。
Google Play クレジットに交換するなら100ポイントから、クーポンなら100ポイント以下でも対象のアイテムがあるようですね。
今回、月刊誌「Mac Fan」を購入したのですが、定価よりチョッピリお安い値段でした。
そして、我が北海道では発売日より2日遅れで店頭販売となるのが、発売日に購入できました、ココ大きなポイント!
まだ書店で発売されてないのに読んでいるのです!
『Google Play ブックス』で購入した書籍は、Googleアカウントに紐付けられています。
ログインする事で、パソコンでもiPhoneでもiPadでもダウンロードして読む事ができます。
iPhoneとiPadならApp Storeからアプリ『Google Play ブックス』をインストール。
ただし、購入はできないので、『Google Play ブックス』リーダーと思ってください。
パソコンならブラウザから『Google Play ブックス』にアクセス。
ブラウザはGoogle Chromeにしてブックマークバーのアプリ一覧から、「Googleブックス」→「マイ ライブラリ」が一番簡単かな?
*名前が似ていて紛らわしいですが、「Googleブックス」は書籍検索サービスです。
『Google Play ブックス』の読み心地
雑誌の場合、PDFとなるので拡大縮小しながら読むのですが、思ったように操作するのが難しく、長時間読むと酔ってしまいそう……。
多分、テキストのみの小説本など、文字の大きさも細かく調節できる電子書籍リーダーに対応した書籍なら快適なのでしょうね。
設定で「ページめくりの設定を3D効果を使用する」にすると、もっさりしてサクサク読めません、オフがオススメ。
自分の環境では、10インチタブレットが一番読みやすいですね。
気になる書籍の容量は?
今回購入した「Mac Fan」1冊分で約300MBでした。
付録の小冊子も含まれていましたよ。
一般的な文庫本〜写真が多めの雑誌などでは、5MB〜300MB程度の容量になるようです。
電子書籍サービスによっては容量が表示されているようですが、『Google Play ブックス』では残念ながらわかりません。
今回の「Mac Fan」は購入前と購入後のアプリ容量を比べて導き出しました。
あっ、ページ数なら事前にわかりますよ。
AndroidならSDカードにデータを保存できないと容量を大きく食ってしまいます。
SDカードに保存できるかどうかはAndroidバージョンによります。
(スマホにもよるのかな?)
自分の環境は、スマホがAndroid9の『HUAWEI nova lite 3』、タブレットはAndroid7の『HUAWEI MediaPad M3 lite10』、そしてiOSの『iPad Air2』。
SDカードが使える『HUAWEI nova lite 3』と『HUAWEI MediaPad M3 lite10』は保存設定を変更する事にしました。
初期設定の「本体に保存」の場合、自分でアクセスできる場所に書籍データがなかったので、まずは「設定」→「ストレージ」で、デフォルトの保存場所「内部ストレージ」を「メモリカード」に変更。
このままでは、すでにダウンロードしてあるデータは本体の中にあります。
『Google Play ブックス』から一旦書籍を削除して、再ダウンロード。
すると、SDカードの中にデータが入っていました、パチパチ(拍手)!
*念の為、設定を変更する前にパソコンなどでSDカードのバックアップをしておきましょう。
設定変更は『Google Play ブックス』ばかりでなく、他のアプリにも影響が出てきます。
SDカードは壊れてデータが消えるかもしれないというリスクも付きまといます。
デフォルトが「本体に保存」で、変更しようとすると「SDカードは信頼できますか?ログインパスワードは?」的内容の確認画面になりました。
変更するなら自己責任なのでしょう……。
そして、SDカードにデータを保存できない Androidスマホ、SDカードの無い iPad や iPhone では、本体の容量を使ってしまいます。
必要な本だけダウンロード、容量が厳しくなったら「ダウンロードを削除」、読む時には再ダウンロードですね。
読もうとすると、何の確認もなくダウンロードされるので、「Wi-Fiに繋がっている時だけダウンロード」や「ダウンロードされている書籍だけ表示」にすると、思わぬデータ通信量の使い過ぎを避けられます。
*「ライブラリから削除」すると、購入し直しになるのでお間違えのないように。
電子書籍の注意点
サービス自体が消滅(撤退)する可能性が多々あるようです。
この記事を書いた直後にマイクロソフトの電子書籍サービス終了というニュースが…。
こんな大手でも簡単に撤退するんですね。
もし終了しても、救済措置で返金処理されるか、他の電子書籍サービスに移行する方法が提供されるのが一般的になっているようです。
ただ、返金されても同じ本が別の電子書籍で販売されているかわからないですよね。
余裕があるならDRM解除してダウンロードしておくのが安心です。
*DRMとは、他の端末やアプリでも無制限で読む事ができないよう、書籍にロックかけられているデジタル著作権の事です。
『Google Play ブックス』では「Google Play ヘルプ」の中で、DRM解除して他の電子書籍リーダーで読む方法が案内されています。
解除しても著作権侵害ではないという事ですね、ね?
「Google Play ヘルプ」の「電子書籍リーダーで書籍を読む」へ
えっ、『Google Play ブックス』で購入したら、DRM解除してもAmazon Kindle 端末では読めないんですか?
どの端末が快適なのか?は、いずれ調べてみたいと思います。
保存する目的で本を買うのでなければ、電子書籍も身軽で快適ですね。
コメントは優しくどうぞ