そろそろ機種変更しようと思いながら3年10ヶ月使い続けた『HUAWEI nova lite 3』よ、長い間ありがとう〜。
2022年9月発売のモトローラ『moto g32』を、3ヶ月後の12月に購入しました。
個人的な機種選択の条件は、「Android 12」「SIMフリー」「内部ストレージは最低64GB」「CPU性能は『HUAWEI nova lite 3』を上回る」「SIM2枚とSDカード1枚を同時に入れられる」「バッテリー容量は3,500mAh以上」「価格は5万円台まで」です。
本当は「おサイフケータイ対応」希望だったのですが、『moto g32』は「NFC搭載でFeliCa非搭載」です。
画面サイズも希望は「6.1インチまで」でしたが、『moto g32』は「約6.5インチ」、大きいです……。
複雑な機能は求めていません。
シンプルで丈夫が一番です。
純粋なAndroidの機能を堪能してみたいからやっぱりGoogle Pixel シリーズ?と思っていたところ、motorolaシリーズも純粋に近いAndroidで、Pixelよりもお手頃価格だということがわかり、急遽候補に入りました。
motorola製は候補に入れるのも初めてです。
『motorola』は「Lenovo」の傘下ですが、元々はアメリカで設立されたメーカーです。
日本での人気というか認知度はとても低いですが、多くのMVNO(格安SIMを扱う通信事業者)が扱っていますよ。
*記事内は2022年12月時点の情報です。
▪︎contents▪︎
『moto g32』のイマイチ部分
事前にネットで調べた段階で気になるデメリットは、
- 5Gには非対応
- 防水防塵IP52で少々無防備
- 大きい(約161.78 x 73.84 x 8.49mm(最薄部))&それなりに重い(約184g)
量販店に見に行きました。
店頭ではモック品でしたが、大きさや外観は確認できます。
「やっぱり大きい……」
さらに、ミネラルグレイは限りなく黒に近いグレー、サテンシルバーは台所のシンクのような⁈シルバー。
「この2色だけ?マジか……」
家に帰って悩みながらもサテンシルバーをポチッと注文。
あっという間に届きました。
ACアダプタやケーブルは非同梱なので、外箱もとってもコンパクトです。
自分でUSB Type-Cで高速充電できる環境を整える必要があります。
motorolaの公式サイトで販売されている充電器が30Wなので同等程度にね。
『moto g32』のバッテリー容量5,000mAhは高速充電必須ですよ!
初期装備で透明シリコンの背面保護カバーが付いてきます。
ネット通販で明るい色の保護カバーを探しましたがほとんど手帳型で、手帳型が嫌いな自分は選べません。
シリコン製で唯一っぽい赤の背面保護カバーを購入しましたが、シリコンと言うか「おもちゃのぷらっちっく?やん」と突っ込みたくなる見た目で、1日で透明シリコンに戻しました。
手帳型なら沢山デザインがあるのでよりどりみどりですよ。
重要なスマホの中身は?
SIMを前のスマホから入れ替えて『moto g32』の電源を入れて案内に従っていくと、バックアップしてあったGoogleアカウントのデータが移行されます。
(移行前のAndroid機種が手元に無い場合や、iPhoneからの移行は複雑かなと思います。)
ネット通販内の公式ストアから購入したので、通信会社の余計なアプリは入っていません。
Googleのアプリは沢山入っていましたが、ずっとAndroidを使っているので必要のないアプリはサクサクとアンインストールや強制停止していきます。
新機種で各アプリ・各サイトに再びログインするにあたって再認証が必要になるサービスが多かったのが中々の手間でしたね。
再認証の手間はスマホのせいではありません。
アカウントを守る為には仕方がないのです。
Android 12になった&『moto g32』の仕様が理由で戸惑った点をいくつか書き出します。
- ステータスバーにBluetooth利用中のアイコンが無い(パッと見でONかOFFか分からない)
- 充電中ランプが無い(カメラやマイクが利用中を示す緑ランプはあるのに)
- 画面が大きいのはやっぱり使いにくい
- 電源ボタンが指紋センサーになっているが、保護カバーを付けると少々埋もれるので反応が鈍いと感じる
- 電源ボタンを押さずに即画面ロックしたい場合に前機種『HUAWEI nova lite 3』よりひと手間多い
- ロック画面に簡易通知(アプリアイコンのみ)を表示させているが、なぜかSDカードアイコンも常時主張してくる
- 全体的なデザイン(外観とか書体とかレイアウトとか)の”無骨さ”は、色々カスタマイズしてもおさえられない
画面が大きくて使いにくい問題には「片手モード」のショートカットで「片手操作用に画面を縮小する」があるのですが、下げたり戻したりで使いにくいです。
で、Google Play ストアから『Quick Cursor』アプリをインストールしてポインターを使っています。
良い感じに設定するのが少々面倒ですが、画面のどこにでもポインターが届くようになって自分的に神アプリの1つとなりました、参考までに。
電源ボタンを押さずに(毎回押したらきっと壊れるし)即画面ロックするには「ユーザー補助機能メニューのショートカット」を画面端に置いて、「①補助機能ボタン」→「②ロック画面アイコン」の2ステップですかね〜。
ウィジェットの設定ショートカットには画面ロックは無いようです。
『moto g32』のメリット
前述の内容と重複する部分もありますが、機種変更前の『HUAWEI nova lite 3』より良いね!面白いね!と思った仕様や機能です。
詳しい仕様は、公式サイト>『moto g32』で確認してくださいね。
- Android 12
- Qualcomm® Snapdragon™ 680 4G 2.4GHz オクタコア (2.4GHz x 4、1.9GHz x 4)
- RAM4GB・内部ストレージ128GB・microSDカードを利用して最大1TBまでストレージ拡張可能
- 2枚のSIM(DSDV)とmicroSDカードを同時挿入OK
- NFC対応
- バッテリーは5,000mAhと大容量
- Motoアクションの「クイックキャプチャー」(手首をすばやく2回ひねってカメラ起動)
- Motoアクションの「パワータッチ」(電源キーダブルタップでクイックショートカット)
- 「スクロール スクリーンショット」で縦に長い画面も1枚で撮影OK
- 前方注意機能?(歩きながらスマホを使うと仕様をやめるよう通知が来るらしい)
DSDVは、2枚のSIMを挿して「4G+4G」通信で同時に着信のスタンバイはできます。
しかし、片方で通話すると、もう片方では通話・通信ができなくなります。
特徴を理解して2つの電話番号の使い分けや、通話SIMとデータSIMの使い分け、別々の通信会社の使い分けができるなら便利です。
バッテリーは、災害時の長期間停電も考えると大容量に越したことはないです。
残念ながらおサイフケータイ(SuicaやWAONやiDなど)は使えませんが、『moto g32』はNFCに対応しています。
クレジットカードの国際ブランド(VisaやMastercardやJCBなど)のタッチ決済、「楽天ペイ」アプリ内で「楽天カードタッチ決済」などは使えます。
NFCはカードリーダーとしても便利です。
カードリーダーアプリでICカードの利用履歴を読んで家計簿アプリに送信できるのがとっても便利なんです。
自宅で交通系ICカードの残高いくらだったかな?というのもわかりますしね。
カメラ機能は、デュアル撮影・自動スマイルキャプチャ・ジェスチャーセルフィー・プロモード (長時間露出可能)・スマート構図……。
使いきれない、お腹いっぱいです……。
『moto g32』購入直後のまとめ
価格:28,800円 |
2022年12月時点で、定価での購入価格は28,800円と既にお手頃価格です。
MVNOではSIMとの同時購入でもっとお安く手に入るキャンペーンもあります。
自分は単体購入ですがセール対象でちょっとお安くGETできました。
決して、おしゃれ〜とか、カッコイイ〜とか、いいな〜とか言われるスマホではありません。
せめて明るい色のバリエーションがあったら良かったのに。
いや、モノクロで渋く決めるならありです。
日本のメーカーが日本人が使いやすいようにと作るスマホとも違いますね。
もし、初めてのAndroidスマホだったらもう少し至れり尽くせりの機種の方が良いです!
モトローラ独自のメーラーアプリや電話帳アプリというのは入っていないので、Googleの各アプリが嫌だったら自分で探すのは大変です。
(通信会社から購入したら色々入っているのかな?)
Google&Androidの世界観にある程度慣れている方にオススメします。
純粋なAndroidの最新機能を使ってみたいと思った時、ちょっと人とは違うスマホが使いたいなと思った時、メーカーやキャリアの不要なプリインストールアプリにいつもうんざりしていた覚えがあるならモトローラ製は選択肢です。
中でも、機能と仕様を考えたらこの価格で良いの?と思える『moto g32』も候補に入れてあげてください。
近々、Android 13へのアップデートも楽しみです。
第一印象は無骨だけど⁈
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