そろそろ機種変更しなきゃと思っていた「HUAWEI nova lite 3」です。
2022年7月22日、突然、『EMUI 12』が降ってきました。
発売は2019年2月、購入してもうすぐ3年半ですよ。
自分はイオンモバイルで端末のみ購入しています。
他で販売された端末ではスケジュールや内容が異なるかもしれません。
「HUAWEI nova lite 3」はGMS(Google Mobile Services)に対応した晩年の機種です。
その後のHUAWEI(ファーウェイ)製の機種では、「Google Play」からアプリをインストールできなくなっています。
中身が少しだけ変わった「HUAWEI nova lite 3+」が翌年に発売されているので最後の機種ではないですが。
「Google Play」の代わりはHUAWEIの「AppGallery」ですが、自分は使っていませんし、HUAWEI IDも登録していない状態です。
HUAWEIは何かとお騒がせ企業ですしね……。
「Google Play」が使えないなら、今後はHUAWEIのスマートフォンを購入することは無いでしょうね。
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『EMUI 12』とは?
『EMUI 12』は2021年8月に発表されました。
AndroidベースでHUAWEIの独自UIです。
iPhoneなら5年ぐらい余裕でアップデートに対応するかと思いますが、「HUAWEI nova lite 3」はAndroidベースです。
Androidは2年かな〜。
もしくは大型アップデート2回かな〜。
「HUAWEI nova lite 3」は『EMUI 9』スタートだし、ミドル機と言っても限りなくエントリー機に近いし、『EMUI 11』で限界でしょう。
(というか、昨日までは『EMUI 10』だったはずでは⁈)
今後のHUAWEIは、独自OSである「HUAWEI Harmony OS」の方に力を入れるでしょうからもう縁は無いでしょう。
と、勝手に思っていましたが。
「HUAWEI nova lite 3」を『EMUI 12』にアップデートしても「Google Play」は使えますよ、安心してください。
一部で利用に再同意しなければいけないアプリ(プラスメッセージなど)もありましたが、使えなくなったアプリは自分の環境ではありませんでした。
まあ、『EMUI 12』を楽しみますよ。
さて、『EMUI 12』はAndroidバージョンで言うと何なのか?
以前なら端末情報に書いてあったんですけど、……無いですね。
『Android11』あたりなんでしょうけど、『Android11』に実装されている機能はあまり見当たらないので、やはりHUAWEI独自路線です。
気が付いた機能をいくつか紹介します。
もしかしたら、『EMUI 11』から導入されていた機能も混ざっているかもしれません。
コントロールパネルからのスクリーンショット
「スクリーンショット」と「スクロールショット」が選べます。
「スクロールショット」は長い画面でも1枚でスクショできます。
スクショした後、即編集して大きさの調節や書き込みもできるので便利です。
↑上の『EMUI 12』の説明画面も、もちろん「スクロールショット」しました。
「スクロールショット」は『Android12』で実装された機能でもあるんです。
とっても便利!!!
ホーム画面のフォルダ拡大配置
いくつかのアプリをまとめたフォルダを拡大してウィジェットの様に配置できます。
フォルダを長押しすると拡大できます。
フォルダ内のアプリを開きたい時にタップする回数が1回減りますね。
たくさんアイコンがある場合、上手に整理することで省スペースと時短アクセスの両方が叶います。
案外便利!!!
ホーム画面のアイコンと文字サイズの変更
ホーム画面のサイズを微調整できます。
アイコンとウィジェットのサイズ、フォルダ名の文字サイズがまとめてちょっと変わります。
(アイコンの配置は前から4×6、5×5、5×6で選択可能でしたよ。)
微妙!!!
アイコンパック
代表的な4つのアイコンが例として表示されています。
デフォルトで8種類の中から選択可能です。
微妙な違いに見えますね。
もっと変化をつけても良いのに。
人によって見やすい色味が違うと思います。
悪くはない!!!
コントロールパネルと通知パネルが分離
アップデート前の「HUAWEI nova lite 3」では、裏の指センサー部分を人差し指で上から下へスッとスライドさせると、コントロールパネルと通知パネルが同じ画面で表示されました。
しかし、『EMUI 12』では指センサー部分スライドで表示されるのは通知パネルのみです。
コントロールパネルを表示させるには、通知パネルの最上部を左にスライドさせる、もしくは通常画面で最上部(さらに中央から右側エリア)を上から下にスライドさせます。
どちらも画面の最上部まで指を持っていかないといけません。
画面が大きい「HUAWEI nova lite 3」でコントロールパネルを出すには、両手を使うか持ち替えるアクションが必要になってしまいました。
とっても不便!!!
ホーム画面のスライドループできず⁈
ホーム画面を何面も作っている場合、同じ横方向に画面をスライドさせ続けると最後の画面の次に最初に戻るというアクションができたはずですが、なぜか壁にぶち当たります。
元に戻るには逆側にスライドです。
なぜこんな所をわざわざ不便に変更したの?
訳の分からない不便!!!
Device+やHMS Core
Device+は複数のHUAWEI製品の連携が便利になるらしいです。
HMS CoreはHuaweiが提供するサービスや、HMS Coreに統合されたサードパーティ製アプリが便利になるらしいです。
HUAWEI IDでログインしてHUAWEI独自機能の恩恵を受けるなら便利だと思います。
Googleオンリーなら不要!!!
まあまあの『EMUI 12』
何がすごいか?何に驚いたか?と言うと、「HUAWEI nova lite 3」に『EMUI 12』が舞い降りたことです。
気を抜いていました。
いつものセキュリティパッチだと思い、バックアップも取らずにソフトウェアの更新をしてしまいましたから。
あぶなっ!
バッテリー周りも改善されているらしいですが、実感できるかどうかはこれからです。
セキュリティに関しては改良されているでしょうが、そもそも以前から全面的にスマートフォンを信頼している訳ではありません。
HUAWEIというのもありますし……。
セキュリティ情報には今後も敏感でいるので変わりません。
サイズ変更可能なフローティングウインドウや、サイドランチャーにアプリを置ける機能は『EMUI 11』から使えてたらしいですね。
ホーム画面の□ボタン(メニュー・マルチタスクボタン)から、画面下から上スライドでアプリを閉じる時のアクションが立体的(奥にシュッと消える)なのはいつからでしょう?
自分には新鮮ですよ。
大きな変化は無いかもしれませんが、ちょっとした気分転換になりました。
あと1年ぐらい「HUAWEI nova lite 3」を使っても良いかも?
「HUAWEI nova lite 3」を『EMUI 12』にアップデートしても「Google Play」は使えますよ、安心してください。