ドコモは「2年縛り」を「dカード縛り」へ⁈長期ユーザーは損した感が……

2021年10月1日（金曜）からドコモが定期契約の料金プラン解約時に設定している「解約金」が廃止されます。
定期契約の新規受付は終了です。
「解約金留保」も廃止、「更新ありがとうポイント」も廃止です。

って、発表は2021年9月21日なので、考える期間が短すぎでは？

詳しくは、ドコモ報道発表資料「解約金や解約金留保の廃止及び定期契約の新規受付終了＜2021年9月21日＞」へ。

「解約金」撤廃は概ね高評価なので、あまり大声で不満を言うのは憚られるのですが……。

自分はガラホと呼ばれる『AQUOS ケータイ SH-02L』で『ケータイパック（新規受付は2019年に終了）』です。
もし、データ量が足りなくなってプラン変更したいな〜と思った時に真っ先に候補にあがる、ドコモケータイ用契約プラン『ケータイプラン』も無関係ではありません。

「旧2年縛りあり」の料金が「dカードお支払割適用時」の料金と同一です。

10年、20年と安定してドコモと契約し続けているユーザーは多いですよね。
「dカード」が無い時代から契約していて、引き落としは銀行口座を指定している自分と同じ状態の方も多いはず。
他社に移動する気は無い＆契約プランもよっぽどの理由が無い限り変更しない、でも「更新ありがとうポイント」が突然貰えなくなる⁈という損した感が否めませんね。

2021年10月以降に新規プランを契約するなら、「dカードお支払割」を適用させないと実質値上がりになってしまいます。

3G廃止により今後ガラケーからの機種変更が必要な一部の高齢ユーザーが何だか気が付かないうちに貧乏くじを引かされそうな……。

しかし、これって、いわば「dカード縛り」では⁈

20年以上契約し続けている自分は、それなりに大人になっているので、今更カードを増やしたくないんですよね。
自分に万が一の事があった時に家族に面倒をかけてしまうので、口座やカードはできるだけ減らしたいと思っているのに……。

もちろん便利なんですよ！
「dカード」があればキャッシュレス決済の大部分をお得にカバーできるし！

名前も住所も銀行口座もクレジットカード情報も、ドコモに全部伝えるのに抵抗がなければ。
きちんと管理できれば。

いや、ドコモ経済圏への集客が怖いですね……。
いやいや、他の経済圏も同じですけどね……。

自分は一歩引いてドコモを俯瞰で見よう。
あれもこれもドコモでまとめるのは今はやめよう。
古い人間なので、セキュリティにも慎重に。

「解約金」撤廃は概ね高評価なのであまり大声で不満を言うのはやめますが、周囲にこれからドコモと契約する方がいたらアドバイスはしましょう。

にしても「dカード」を利用してドコモに骨を埋めるかどうか？大きな分岐点ですな〜。