最近、自宅のインターネット回線を名義変更する事にしたのですが、いやいや複雑!
回線や契約内容は一切変えないんですよ!
ただただ名前と引き落とし口座だけ変更したいんです!
なのに「ここに連絡すれば、オールOK!」とは、ならないんです!!!
そりゃあ、よく理解していない人を狙って、電話で強引な勧誘をしたくなりますわな……。
悪意があれば騙せそうですわな……。
キッチリ名前を名乗り、キッチリ料金を提示して、キッチリ質問に答える良心的なセールスもごく稀にあります。
でも、損をしないように最低限の仕組みを頭に入れてください。
信用できそうと思っても、勧誘電話での契約はせずに調べ直して納得して、正規ルートの窓口などから申し込んでください。
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一軒家のインターネット回線
ここではマンションなどの集合住宅の場合は除きます。
集合住宅だと個人でネット回線を引けない規約になっているかもしれませんので。
我が家は一軒家で、インターネット接続業者は好きに選べる状態です。
光回線接続業者とプロバイダを別々に契約しても良し、光コラボでまとめても良しです。
光回線接続業者とプロバイダを別々に契約
大きく2つの業者にお世話になる事になります。
1つ目は、光回線を引く業者。
大手は「NTTのフレッツ光」ですが、一部に「auひかり」などの独自回線も存在します。
2020年現在は光回線が主流です。
もし、新たに引くなら工事代金が掛かるのが光回線です。
2つ目は、インターネットに接続する業者。
プロバイダという総称ですが、沢山あります。
例えば、「OCN」「BIGLOBE」「So-net」「ぷらら」などなど。
利用できる地域や速度、安定性や普及率により、どれが良いと一概には言えません。
家の中に設置するモデムやルータはプロバイダからのレンタルです。
(複数機器を繋ぐ為のルータは自分で買ってきて設置しても良いですよ)
光回線とプロバイダの2つを別々に契約するのが、自由度の高い方法です。
しかし、別々とは言え、何らかのパック料金になっていたり、それぞれに○年縛りがついていたり、料金の支払いをまとめる契約になっていたり。
乗り換えや解約には骨がボキボキ折れます……。
我が家もこのタイプでした。
名義変更するには、光回線業者とプロバイダを別々に変更手続きです。
名義変更が完了してから支払い方法も改めて変更手続きします。
オプションも色々と付いているのが、いったい、どちらが契約しているオプションなのか?
理解するまで時間がかかりました。
NTTに電話して、プロバイダはどうなっているのでしょうか?
プロバイダにも電話して、NTTはどうすれば良いのでしょうか?
どちらも複雑で申し訳ないという雰囲気を出しながら、詳しく教えてくれますよ。
でも、もっと簡単にならないのかな?と思いますよね。
そこで、最近増えているのは、次にお話する「光コラボ」。
プロバイダ側からまとめて契約する事ができます。
電話で勧誘してくるのは、ほぼ「光コラボ」の各事業者(代理店)です。
光コラボでまとめて契約
「光コラボ」自体は、お得だったり、契約が1本化されて楽だったり。
メリットは多いので、これからどんどん増えていくでしょう。
(光回線部分はNTTを利用している業者が大半なので、フレッツ光のままですよ〜というのが混乱するポイントです。)
よくオススメされるのは、自分の契約している携帯会社で契約するパターンです。
対応してもらう窓口がお馴染みなので一番安心ですね。
あまり聞いた事がない回線よりは、携帯キャリアを一番候補にしましょう。
自分はドコモと契約しているので、たまにドコモショップへ行った時に「ドコモ光」をオススメされます。
調べたところ、月額で500円程度安くなりそうでした。
しかし、自宅回線とスマホを合わせた2年縛りが発生します。
例えば、スマホだけドコモは解約したいと思った時に面倒な事になります。
回線速度が速くなるとも限らなそうです。
今のまま、乗り換え自由な別々プランの方が自分には合っているので、ドコモと仲良くコラボするのはやめました。
今後、良さげな光コラボを見つけたら変更します。
電話セールスには要注意
まず、NTTが「安くなりますからプランの変更しませんか?」と電話でセールスしてくる事はありません。
後で文句を言いたくても、NTTは関係ありません。
ほぼ「光コラボ」の代理店からなのです。
電話をかけてきた時に、「株式会社〇〇です。」と名乗ればまだ良い方です。
名乗ったとしても、すぐに「NTTの〜、フレッツ光が〜」と言うマシンガントークが始まるので、いつの間にかNTTがかけてきたと誤解します。
「NTTの者ではないんですけどね」とは言わないですから。
話を聞き続けると……、
- NTTのフレッツ光が安くなる可能性があります(可能性なので嘘ではない)
- お客様の地域で最近使える様になった最新の〇〇回線が利用できます(回線によっては嘘ではない)
- プロバイダ料金が掛からなくなります(1本化されるだけでプロバイダが必要なくなる訳ではないので嘘と認定)
- 今はどういう状態ですか?〇〇は利用していますか?(個人情報を聞き出そうとしている)
- 工事をする必要はなく工事料金はかかりません(フレッツ光をそのまま使えるので嘘ではない)
- ルーターだけ交換に入りますので日程を決めさせてください(そりゃそうだろうがもう日程決めるのか)
- お客様に資料を送ります(申込書でしょ)
これらは、自分が実際に聞いたセールストークです。
これらを聞いても会社名は名乗っていないんですよ!
「NTTではないんですか?」と聞いても、「はい」と答えるだけでした。
「変更しません」と答えたので、会社名は聞かずに終わりました。
悪質な場合、現在の契約は解約するとか、解約金がかかるかもしれないとか、大事な事を説明される事なく手続きが進みます。
勝手にオプションを付けられて無駄に高い契約を結ばされている事もあるそうです、クワバラクワバラ。
早めに「NTTの方ですか?」と聞いて、「子会社です」と言う騙す気満々の相手は、即、迷惑電話対策しましょう。
キチンと名乗る相手なら、「変更する気はありません」または「既に光コラボに変更しました」と言って断った後、気になるならネットで評判を確認してみましょう。
まとめ
結局は、自分で調べて、自分から申し込んでください。
他社と比べて内容は妥当?近隣地域での評判は?オプションは何が必要?これは絶対いらない?なんて、自分にしかわかりませんから。
一人暮らしで、容量無制限でなくても良ければ、家でもポケットWi-Fiなどのモバイルルータにするというのもお手軽です。
そして、最近噂のデジタル遺産問題。
SNSのアカウントをどうするかや、サブスクリプションサービスの契約が社会問題にもなっていますね。
インターネットの接続契約も、家族の誰にでもわかる様に残しておきましょう。
……とまあ、自宅用インターネット回線について語りましたが、本当に伝えたいのは、悪質な勧誘電話には気を付けてください!でした。
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