ワードプレスでブログを始めて2年が過ぎました。
無理せずゆっくり、勉強しながら、悩みながら、細かくて伝わらない情報を発信できている気がします。
先日、信頼して利用しているレンタルサーバーである XServer より『最新サーバー環境へ簡単に移行できる「新サーバー簡単移行」機能提供のお知らせ』というメールが届きました。
■最新サーバー環境における主な性能向上内容
『最新サーバー環境へ簡単に移行できる「新サーバー簡単移行」機能提供のお知らせ』メールより
・高速CPUの『AMD EPYC(Rome世代)』を採用で、
従来より高速で安定したサイトの運用が可能。
・『オールNVMe』RAID10(ストライピング+ミラーリング)構成で、
Webサイトの表示速度が高速化。
・搭載メモリを512GBに倍増し、プログラムの処理性能が高速化。
何やら良い事だらけですね。
移行するべきですよね。
しかし、サーバー移行なんて経験ありません。
何かトラブルが起こったらどうしよう……。
半月ほど悩みながら、情報収集しながら、移行を決心しました。
自分の環境は、
Macbook pro、WordPress(テーマはSimplicity2)、プログラムの知識は一切無し。
さあ、スタートです。
サーバー移行経験者にとっては、ものすっごく簡単らしいです……。
サーバー移行スタート
まずは、最新の状態でWordPressのバックアップをとっておきましょう。
WordPressを利用しているなら、FTPソフトか何らかプラグインでバックアップしているはずですよね?
バックアップが終わったら、XServer にログインして移行作業スタート!
Xserver の「アカウントパネル」→「新サーバー簡単移行」から、「マニュアル」を読んで流れをつかんでおきましょう。
大まかな流れは3つ。
- データコピー申請
- 動作確認
- サーバー切替
動作確認でエラー出しそうなのは、プラグインですね。
最小限のプラグインしか利用していないつもりですが、自分がインストールしているプラグインで悪さしそうなのは……、ログインURLを変更している「SiteGuard WP Plugin」がちょっと怪しい!
そのままでも大丈夫かもしれませんが、念の為、ログインURLは元に戻しました。
サーバー移行が完了したら設定し直します。
データコピー申請
データコピー申請にトラップはありません。
申請した後すぐ、「申請受理メール」が届きます。
しばらくすると(自分の場合は3分後)、「データコピー開始メール」が届きます。
しばらく待つと(自分の場合は更に12分後)、「コピー完了メール」が届きました。
「コピー完了メール」内に書かれているアクセス可能時間までは更に約30分。
お茶でも飲んで待ちましょう。
データコピー開始まで、数時間〜最大72時間かかるかもしれないよ〜と書いてあるのに拍子抜けですね。
自分の場合、データ量が少ないんだと思います。
動作確認
「データコピー実行ログ閲覧」ボタンをクリックをすると、エラーが出ている場合もあるそうですが、自分の場合は問題ありませんでした。
データ量少ないでしょうから……。
つまずくとしたら動作確認ですね。
動作確認には移行後のサーバーのIPアドレスが必要になります。
移行後のサーバーのIPアドレスは、「移行元・移行先への操作」で確認します。
次に、WordPressの場合、「hosts」ファイルを編集して動作確認できる様にします。
Mac OS X の場合、「hosts」ファイルの場所は、 /etc/hosts/ です。
「Finder」→「移動」→「フォルダへ移動」で /etc/hosts/ と検索して入ります。
更に、 hosts と検索すると出てきますね。
「hosts」ファイルを一旦デスクトップへ移動して、右クリックで「テキストエディット(デフォルト)」で開きます。
最下部に新しい行を追加し、「移行後のサーバーIPアドレス + (半角スペース) + ドメイン名」と入力して、/etc/hosts/ に戻して上書きします。
おそらく認証が必要になります。
流れに従って認証します。
*色々な作業をしている内に忘れてしまいそうですが、動作確認とサーバー移行が終了したら追加した行を削除して「hosts」ファイルを元に戻します。
少し待ってから実際のURLでアクセスして表示や動作の確認をします。
色々なページを開いてみたり、プラグインが悪さしていないか確認したり。
ダッシュボード内の操作も確認しておきましょう。
一旦、ログイン画面に入ってログインできるか確認するのも大事ですね。
URLに /wp-login.php を付けるとログイン画面にアクセスできます。
1時間ぐらいあちこち触った後、覚悟を決めました。
サーバー移行オン!!!
完了!!!
「サーバー移行完了メール」も届きました。
安心してください、14日以内なら元に戻す事ができますよ。
サーバー移行に伴う設定変更
個々の利用状況により変わってくるので、少し頭を悩ませます。
「サーバー移行完了メール」にもいくつか注意事項が書いてありますよ。
独自ドメインでメールを利用している場合、「メールソフトの設定」が必要です。
メールソフト毎の設定方法に従って切り替えましょう。
エックスサーバー以外のネームサーバーを設定中の場合、自分でDNSレコードを変更する必要もあります。
自分でテスト送受信してみるのも大事ですね。
*「サーバー切り替え」完了から24時間程度は移行元サーバーへメールが届く場合があるそうです。
24時間経った後にメールソフトの設定を移行元に一旦戻して確認します。
WordPressで何かのメール用プラグインをインストールしてSMTP関連設定をしている場合、サーバー番号を入力しているはずですよね。
プラグインの設定も確認しておきましょう。
「FTPソフトのホスト設定」も必要です。
「FileZilla」の場合、「ホスト(H)」部分を変えるだけでOKみたいですね。
新しいサーバー番号は、XServer の「サーバーパネル」→「アカウント」→「サーバー情報」でいつでも確認できますよ。
これで自分のサーバー移行はトラブル無く終わった様です?はやっ!
マニュアルを見ながら進めたら、思ったより簡単でした。
日々、進化しているのに驚く(機能アップのメールが頻繁に届く) XServer には当分お世話になります。
もし、XServer から『最新サーバー環境へ簡単に移行できる「新サーバー簡単移行」機能提供のお知らせ』というメールが届いた方は、初心者でもチャレンジしてみましょう。
あまりブログに手を加えていない初心者の方がデータ量が少なくて、トラブルが起きる可能性低いですから!
コメントは優しくどうぞ