iPadにしろAndroidにしろ、タブレットにはケースを必ず購入します。
毎回選ぶのは回転式です。
持ち運び時には画面を保護できるし、使う時は角度を付けて立てられます。
そして、しばらく経つと画面周りのレザー剥がれます。
家で使うのには問題無いですが、外出先だとチョット恥ずかしい。
タブレット本体も数年経って古くなっていると、わざわざケースを買い直すのももったいない気がします。
「そろそろ新しいiPadが発売される頃だな〜、次は本体を買おうかな〜。」
と思いながら、使っているのは古いiPad Air2と、4年前のAndroidタブレットですけど。
自分でケースの修理でっきるっかな、でっきるっかな、はてさてふふ〜ん♪
30分でできました!
PUレザー貼り直し
回転式でPU(ポリウレタン樹脂)レザーが貼ってある場合、まずダメージが出るのが画面周りです。
目に入るのでイライラしてきますね。
なんとかしましょう。
回転式タブレットケースは中心の回転部分を外すと2つに分解できます。
マイナスドライバーなどを使って壊さないように外します。
爪になっている部分を内側に倒す感じです。
本体がはまる側は土台のカバーにレザーが接着剤で貼ってあるだけですね。
ダメージがあるのは本体側だけです。
レザーは簡単にペリペリと剥がれます。
接着剤がデコボコに残った場合はヘラなどで削るか、のり剥がしスプレーなどでできるだけ平らにします。
他にも接着剤を剥がす方法にはドライヤーで熱を加えるとか、除光液やハンドクリームを使うなどがありますが、変形する可能性もあります。
試す場合は慎重にね。
さて、何を貼ろうか……。
手持ちのハンドメイドの材料を漁ってみると、革細工で使う「貼るレザー」がありました。
通常は本革の裏面のケバケバを簡単に隠すために貼ります。
まっ、「貼るレザー」で処理すると安っぽくなるので、革ではなく空き箱や空き瓶などのリメイクに使う事が多いですけど。
これ使える!
合皮ですが剥離紙を剥がすと裏側全面シールになっていて、程よく柔らかさがあり、引っ張ると少しだけ伸びます。
大きめの手芸店か通信販売で購入できますよ。
手持ちは金色だけだったので赤と金の派手なタブレットケースになってしまいますが、まっ、良いでしょう。
少し大きめにカットして、シワが入らないように丁寧に貼ります。
中心の円部分とカメラ部分はカッターでジャストサイズに裁ち落としです。
フチの部分は内側に折り込むように処理しました。
内側もシワにならないよう切れ目を入れたり、引っ張って伸ばしながら折り込みます。
レザーが厚い場合は折り込むとタブレットが入らなくなるので、ジャストサイズに切った後にボンドなどでほつれないように丁寧に処理する必要が出てきます。
ジャーン!完成!!赤と金がおめでたい!!!
所要時間は約30分でした。
今回はiPadケースだったので、回転部分にリンゴマークがピッタリはまっています。
レザーシールはオススメ
今回使用した合皮レザーシールは丁度良い厚みと柔らかさだったので簡単にできました。
紙よりもしなやかで少しだけ伸縮性があります。
本来は裏側に使う物なんですけどね。
その他に使えそうなのは……、
壁紙用シールや、好きな柄の布地を多用途ボンド(布・革・エンビ・金属などにも使えるタイプ)や両面テープで貼るという方法ですね。
その場合、フチの処理をどうするかが難しそうです。
100均などで小さい壁紙シールが簡単に手に入りますが、厚みがあるとフチの丸みに沿って曲げられないかも。
薄くて伸縮性のある壁紙シールなら使えそうです。
器用だったらデニム生地をカッコ良く貼れるかもしれませんね。
フチはあえてダメージ風にほつれさせておくとか?
新品を買い直すほどではないけれど、見た目がボロボロになってきたタブレットケース。
たまたま持っていた「貼るレザー」がとても使いやすかったので修理にオススメしますよ。
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