2021年6月のAppleイベント『WWDC21』では、苦手な英語を少しでも聞き取るように全集中しながら配信を約2時間リアルタイムで観ていましたが、新機種の発表はありませんでした。
「まあ、新しい機能も楽しみだからいっか」で、秋頃になるであろうmacOSの新バージョン『macOS Monterey』を期待しています。
ところが、不穏な情報が出てきましたね。
どうやら、数々の新機能は『M1チップ搭載Mac』でなければ利用できないですと⁈
Appleの公式サイト『macOS Monterey プレビュー』で新機能が紹介されていますので、Macをお持ちの方はぜひ確認してみてください。
我が愛用のMacは「MacBook Pro 2016」で、多くの機能が対応されるギリギリになってきました。
もちろん『Intel搭載Mac』です。
2018年以降の機種限定の新機能も、まあ諦めます。
古い機種がバージョンアップできるかどうかは、毎回ヒヤヒヤしながら発表を待っていますからね。
今回は、自分にはとても悲しい、
「M1 チップを搭載した Mac コンピュータで利用できます。」
と注釈のある機能を書き出してみます。
以下の引用元は全てAppleの公式サイト『macOS Monterey プレビュー』です。
ポートレートモード
カメラアプリで撮ったポートレートから着想を得たFaceTimeのポートレートモードは、背景をぼかしてあなたに焦点を合わせます。
写真のライブテキスト
すべての写真でテキストが完全にインタラクティブになったため、コピーと貼り付け、検索、翻訳などの機能を使用できます。Live Text は、写真、スクリーンショット、Quick Look、Safari で機能します。
インタラクティブ地球儀
山脈、砂漠、森林、海などの大幅に強化された詳細を含む、豊かでインタラクティブな 3D 地球で地球の自然の美しさを発見してください。
詳細な新しい都市体験
サンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドンなどの都市を、標高、道路、木、建物、ランドマークなど、これまでにないほど詳細に探索できます。
オンデバイスディクテーション
キーボードのディクテーションは、デバイスを使用するにつれて改善され、時間の経過とともにパーソナライズされます。オンデバイス ディクテーションは、すべての処理を完全にオフラインで実行することで、プライバシーを保護します。検索でのディクテーションは、サーバー ベースのディクテーションを使用します。
連続ディクテーション
オンデバイス ディクテーションを使用すると、タイムアウトなしで任意の長さのテキストをディクテーションできます (以前は 60 秒に制限されていました)。
より多くの言語でのニューラル音声合成
最新のニューラル テキスト音声が、スウェーデン語 (スウェーデン)、デンマーク語 (デンマーク)、ノルウェー語 (ノルウェー)、フィンランド語 (フィンランド) など、より多くの言語で利用できるようになりました。
えっ、WWDCを観てワクワクしていた「Live Text(写真のライブテキスト)」が我が『Intel搭載Mac』では使えないですって⁈
ずっとストレスだったのはネットサーフィン中に貼り付けられている画像内の英語を翻訳したくなった時。
英語は英語学習アプリを利用したり、映画を観たり、YouTubeを観たりしていますが、なかなか上達できていません。
コピペできれば翻訳は簡単ですが、画像内の文字の場合、
●スマホを立ち上げてカメラを利用した翻訳(Google翻訳など)を利用する。
家では良いですが、人目のある場所でスマホをパソコン画面にかざすのはちょっと変⁈
●短い単語なら翻訳ソフト内にキーボード入力する。
時間がかかるし入力間違いをしてしまう⁈
●スクリーンショットなどにしてスキャンすると文字を識別してくれるオフィス関連の機能を利用……いや、面倒くさ!
「Live Text」だと画像内の文字をそのまま選択できて、すぐ翻訳や検索ができるなんて!
待ってましたの機能ですよ。
しか〜し、「Live Text」は『M1チップ搭載Mac』のみの機能なのです、残念。
以前、とっても重宝したMacの翻訳アプリもあったのですが、現在はスクリーンショットルールにより利用停止。
どんなアプリだったか気になりましたら以前の記事もどうぞ。
コピペ必要なしのMac翻訳アプリ『Translate This』
どうも、「Intel搭載Macには必要なAI向けチップが無い!」らしく、今後、対応できるようになるのも期待できそうにありませんね。
そっか、新しいMacを買わなければいけないということか……。
今の「MacBook Pro 2016」でもまだまだ不便は無いのに、『M1チップ搭載Mac』でないとダメということか……。
ふう……。
iPadもそろそろ買わないと、「1つのキーボードとマウス、またはトラックパッドが Mac と iPad の間でシームレスに動作」という魅力的な機能も使えないんですよね〜。
なにせiPadは「MacBook Pro 2016」よりずっと古い2014年発売の「iPad Air 2」なもんで、iPadを2台目のディスプレイにする「Sidecar」も使えないもんで……。
ふう……。
もう『M1チップ搭載』じゃないと置いてけぼりみたいですよ!
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