2020〜2021年の冬は異常に寒いんですよ。
札幌はまだマシなはずなのに、連日最高気温が-10℃前後。
最高気温がですよ!最低気温はもっと低いんですよ!
北国の冬あるある。
スマホやパソコンの起動がワンテンポ遅い。
バッテリーの持ちが悪い。
突然シャットダウンしたりもするらしい。
そりゃ〜、精密な電子機器ですからね。
部屋の中でも動きがワンテンポ遅いので、メーカーの推奨稼働温度は何度なのか?気になって自分の持っている機器を中心に調べてみました。
部屋の温度は20〜24℃くらいで寒いの大嫌いな自分はストーブに張り付いていますが、時間や場所によっては10℃以下になります。
水道水の冷たさも半端ないって!
▪︎contents▪︎
Apple製品の動作時温度
Apple製品は高価ですからね。
壊れない様に大事に扱いたいです。
『Macbook pro』の場合
Mac ノートブックは周辺温度が 10° ~ 35℃ の場所でお使いください。Mac ノートブックを車内に放置しないでください。駐車中の車内は室温が上がり、前述の適正範囲を超える場合があります。また、相対湿度が 0 % 〜 95 % (結露しないこと) の環境で使ってください。
Apple公式サイト>Mac ノートブックの動作時温度を適正範囲に保つ より
10℃以上ですか〜、あったかいですね〜。
ストーブを切って外出すると室内でも簡単に10℃以下になります。
夜は暖房を付けたまま寝ています。
年数は経ったけど高価な持ち物の筆頭である『Macbook pro』を壊す訳にはいきません。
冬は注意して扱います。
室内の気温が上がってから電源を入れます。
意図せず起動しない様にMacに設定する事もできますよ。
結露も心配ですからね。
過去の関連記事はコチラ↓
iPhone、iPad、iPod touch (第 4 世代以降)の場合
iOS デバイスは周囲の温度が 0° ~ 35℃ の場所でお使いください。低温下や高温下では温度調整のためにデバイスの動作が変化することがあります。動作温度を下回る極端な低温下で iOS デバイスを使うと、バッテリーの消耗が早くなったりデバイスの電源が切れたりすることがあります。より温度の高い場所にデバイスを戻すと、バッテリーの駆動時間も通常の状態に戻ります。極端な高温下で iOS デバイスを使うと、バッテリーの持ちが悪くなることがあります。
Apple公式サイト>iPhone、iPad、iPod touch を許容可能な動作温度に保つ より
デバイスは -20º ~ 45℃ の場所に保管してください。駐車中の車内は高温になることがあるので、デバイスを車内に置いたまま放置しないでください。
iPhoneが冬になるとすぐ電池がなくなると聞いたことがあります。
できれば機内モードにする、写真も1枚ずつゆっくり撮影するなど、寒い場所で負荷の掛かる使い方は厳禁みたいです。
Apple Watchの場合
Apple Watch は、環境温度が 32℉ 〜 95℉ (0℃ 〜 35℃) のときに最も安定して動作するように設計されています。また、保管に適した環境温度は -4℉ 〜 113℉ (-20℃ 〜 45℃) です。たとえば、直射日光の当たるところに長期にわたって放置したり、暑い日に車に置き去りにするようなことは避けてください。推奨範囲外の温度でデバイスを保管したり使ったりすると、バッテリーの駆動時間が短くなったり、ほかの不具合が発生したりすることがあります。
Apple公式サイト>Apple Watch の状態を動作可能温度の範囲内に保つ より
むき出しのApple Watchなのに環境温度が0℃からとなると、真冬の屋外では厳しいです。
ガラホ『AQUOS ケータイ SH-02L』の動作時温度
Androidはメーカーも多いので、自分の持っている機種で調べます。
ドコモケータイの『AQUOS ケータイ SH-02L』です。
パカパカ2つ折りのガラホで、中身はAndroidです。
頑丈にできている気はしますが。
●極端な高温、低温は避けてください。
AQUOS ケータイ SH-02L 取扱説明書 ’19.1 より
温度は5°C~35°C、湿度は45%~85%の範囲でご使用ください。
気温も厳しいけど、湿度も厳しいですね〜。
冬は湿度30%以下になっている事も多いんですよね〜。
ぶつかったりの衝撃には強いですが、低温には注意が必要ですね。
HUAWEI製品の動作時温度
自分が持っている『HUAWEI nova lite 3』や『HUAWEI MediaPad M3 Lite10』の取扱説明書には具体的な温度は示されていなかったので、HUAWEI製品全体についての記述を公式サイトから探しました。
タブレットとスマホの場合
自動電源オフと再起動を防止し、バッテリ寿命を延ばすには、端末を安全温度範囲(0ºC ~ 35ºC)内で使用してください。
HUAWEI公式サイト>サービスとヘルプ>低温下または高温下で自動的に端末の電源がオフになるか再起動されます より
やはり冬に屋外でスマホを操作しないといけない場合は厳しいですね。
パソコンの場合
ご使用のコンピュータに適した通常の環境温度範囲は0°C ~ 40°Cです。コンピュータを安全に使用できるように、コンピュータの電池には以下の仕様特性があります。
HUAWEI公式サイト>サービスとヘルプ>低温環境ではコンピュータを充電できなかったり充電が遅くなったりします より
・環境温度が0°Cより低い場合は、電池を充電できません。
・環境温度が0°Cより高くても10°Cより低い場合は、充電電流が制限されるため、コンピュータの充電が遅くなるか、まったく充電できなくなります。コンピュータを暖かい環境に移動すると、通常どおり充電できるようになります。
・環境温度が10°Cより高い場合は、通常の充電に戻ります。
Macよりはやや低温に強いですが、充電はできなくなるかもしれないので、長時間寒い場所での使用は難しそうです。
その他の主なAndroidスマホ
2020年発売の気になるスマホ4機種の動作時温度を調べてみました。
『pixel5』……稼働時0~35°C/保管時-20~45°C
『arrows NX9 F-52A』……使用時5~35℃、湿度45~85%/風呂場5~45℃(但し36℃以上は一時的な使用のみ)、湿度45~99%/充電時5~35℃
『AQUOS sense4』……周囲温度5℃~35℃、湿度35%~90%
『Galaxy A41』……周囲温度5℃~35℃、湿度35%~85%(ただし、36℃~40℃であれば一時的な使用は可能)
fit bit製品の動作時温度
スマートウォッチの中でも、Apple Watchと人気を分けるfit bitです。
常時心拍数を計測してくれたり、睡眠の質を診断してくれています。
しかし、以前使っていた『fit bit altaHR』は、冬に突然故障したので心配です。
現在使用して約2年になる『fit bit charge 3』の他、2020年12月時点でfit bit公式サイトから購入できる機種を中心に調べてみました。
それぞれの機種の取扱説明書からの記述です。
『fit bit charge 3』『fit bit ace 2』……稼働温度-10~45℃
『fit bit charge 4』……稼働温度-10~40℃
『fit bit sense』『fit bit versa 3』……稼働温度-10~45℃/ 充電温度0~35℃
『fit bit inspire 2』……稼働温度-10~45℃/ 充電温度0~43℃
-10℃ですか……。
北海道の外気温はもっと低くなるので、やはり故障の危険ありですね。
我が『fit bit charge 3』は2度目の冬を越せるでしょうか。
前述のApple Watchは0℃ 〜 35℃が適している温度なので、fit bitの方がややタフという事でしょうか。
冬の稼働時温度まとめ
どうやらリチウムイオン電池が安全に使用できる温度が製品の推奨稼働温度になる様ですね。
スマホやタブレットの大半が0~35℃が理想的な使用温度として推奨され、保管温度が-20~45℃の範囲です。
札幌よりも寒い地域は沢山あるのに、なんてこった……。
気温が氷点下の寒い日でも持ち歩かないといけないスマホは、できるだけ外気に直接触れない様にする工夫も必要です。
例えば、冬っぽいボア付きのスマホケースに入れる。
例えば、スマホケースに入れた状態で低温のカイロで外側から暖めるなどですね。
自分は屋外でのスマホの通知はほぼ無視していますけどね。
カッコ悪くても指がかじかんで落とさない様にストラップを付けるのもオススメです。
スマホよりも今夜の水道凍結の方が心配な冬の札幌よりお伝えしました。
コメントは優しくどうぞ