普段の街中での買い物時に利用するキャッシュレス決済の優先順位は何となく決まってきました。
レジで手間取って迷惑をかけないよう、何らかのタッチ決済はやっぱり便利。
タッチ決済ができなかったらスマホのアプリを開くコード決済。
キャンペーンでクーポンやポイント増量があったらレジで迷惑をかけないように気にしながら利用、などなど。
しか〜し、ポイント付与が何も無い、アプリを開かないと利用できないコード決済、常に優先順位が下になってしまうのが「メルペイ」でした。
「メルペイ」しか使えない店舗があったら「メルペイ」を使うのですが、そんなレアな店に出会ったことは無く。(自分の経験では)
何かのキャンペーンでもらったポイントやクーポンがあった時に「メルペイ」を使う程度だったんです。
ちょっとぐらいお得感が欲しいな〜。
*記事内は2024年11月時点の情報です。
数万円ですが貯まった売上金(メルペイ残高)をどう使おうかなと考え始めた時、メルカリから『メルカード』作ったらポイントプレゼントするよ!という入会キャンペーンの通知が届きました。
いや、以前から通知はあったのですが、クレカを増やしたくなかったので無視していました。
読むと、『メルカード』を作れば売上金を使いながらポイント還元もされるらしいじゃないですか!
『メルカード』でJCBのタッチ決済もできるし、アプリから「メルペイ」も使えます。
*「メルペイ」は「メルペイのあと払い」に設定することでポイントが付きます。
メルカリには、他にも『メルカード』を作らなくても使えるiD決済やバーチャルカードもあります。
iD決済にはポイントは付かないし、バーチャルカードはインターネット上でのお買い物専用のカードなので却下していました。
(『メルカード』を作った後は、「メルペイのあと払い」での支払いでポイントが還元されます)
複数あるメルカリのキャッシュレス決済について詳しくは、メルカリ>ヘルプセンター>支払い・請求の「メルカリの金融サービス」へ
何だかややこしいのですが、ポイント還元されたいならまずは『メルカード』を作る!なのです。
ポイントが還元される支払い方法
メルカードを保有しているお客さまは、メルカードを含む「メルペイのあと払い」でのお支払いでポイントが還元されます。
メルカリ>ヘルプセンター>メルカード利用特典>ポイントが還元される支払い方法
あと払いが使える決済方法は以下のとおりです。
《メルペイのあと払いが使える決済方法》
・メルカード
・iD決済
・コード決済
・ネット決済
・バーチャルカード
・メルカリでの購入
貯まったポイントはメルカードご利用分のお支払いに充てることもできます!
メルカリ内でのお支払いはもちろん、メルペイが使えるスーパー、コンビニ、飲食店などでも1ポイント1円として便利に使えます!メルカリで出品・販売した売上金(メルペイ残高)や、お支払いで還元された無償ポイントをメルカードのお支払いに使うことができます。
メルカリ>メルカード
『メルカード』はJCB加盟店で使えるクレジットカードです。
ご利用は計画的に!
2024年11月12日からAmazonで「メルペイ」が利用できるようになりました。
既にAmazonにクレジットカードを登録している方も多いと思いますが、クレジットカードでもらえる特典とメルカリポイント(1%還元)のどちらが良いかで使い分けができますね。
メルカリ>ヘルプセンター>ネット決済>Amazon.co.jpでネット決済を利用するには
で、しばらく考えて『メルカード』申し込みました!
アプリから申し込んで、審査を通って、カードが郵送されて届くまで数日かかります。
届きました、白い!
JCBマークやタッチ決済の電波マークは裏面にありました。
タッチ決済を取り扱っていない店舗では、端末にカードを差し込む、または磁気部分を端末にスライドさせてクレジット決済できます。
『メルカード』の利用分は、「メルペイのあと払い」利用分と合算して請求されます。
月々の支払いは自分の好きなタイミングでできます。
翌月末日の支払い期日までなら、利用後すぐでも、給与日後でも翌月末日でも大丈夫という柔軟性はビックリでした。
あまり借金した感覚にはなりたくないので、売上金でさっさと支払ってしまいたいです。
早速、コンビニの買い物で『メルカード』を使ってみましたが、しばらく(数日?)は「処理中」になっていて、処理が終わらないと「今すぐ支払う」はできないようです。
数日後(今回は約4日)に、支払い可能になりました。
支払い方法は、毎回選ぶことができます。
複数の買い物をした場合は、各商品ごとに払うことも、まとめて払うこともできます。
支払うと後払いの利用枠が回復するのも、他のクレジットカードより柔軟性を感じます。
すぐに支払ってしまえば、1ヶ月のトータルは利用枠以上の買い物もできてしまうんですね。
セキュリティ面は、不正利用の可能性を小さくさせるためにアプリから簡単にカード利用を停止できる機能があるのはうれしいですね。
しばらく利用しない時には利用停止に、買い物する直前に利用可能な状態へと、小まめに切り替えられます。
「メルペイ利用に伴う通知」も、もちろんオンにしておきます。
ナンバーレスカードなのも、ちょっと安心感があります。
『メルカード』はクレジットカードなので発行に審査はありますが、メルカリを清く正しく利用していれば作るのは比較的簡単のようですよ。(審査基準は不明)
メルカリをあまり利用しないならそれ程メリットは無いので、決してオススメする訳ではありません……。
『メルカード』を作らなくても「メルペイ(ポイント付与無し)」は使えるので、クレカを管理する煩わしさとどちらが良いかしっかり考えてから決めてください。
申し込み条件は、メルカリのアカウントを保有する日本在住の18歳以上(18歳でも高校生は不可)です。
本人確認がもちろんありますが、アプリ内で完了できます。
年会費永年無料です。
『メルカード』のデメリットとして言われるのは、
- 利用上限額(個々の利用実績により変動)が一般的な他のクレカより低く、高額商品の購入には向かない
- 分割払い(3・5・6・10・12・18・24回)ができるのはメルカリ内での買い物のみ
- メルカリ以外の購入はポイント付与率1%で固定(メルカリ内での購入は1.0~4.0%で変動)
- キャッシング機能は無し
- 家族カードやETCカードの発行はできない
- ApplePayやGooglePayには紐付けできない
メインカードとしては弱いかもしれませんね。
『メルカード』のポイントサイトを経由するとお得(ポイントアップ)になるショップもあるのは、メルカリ以外のネット通販で利用するメリットです。
自分は売上金(メルカリ残高)を使うために『メルカード』を作りましたが、コンビニやATMからの支払い(手数料¥220~¥990)、銀行口座からの自動引き落とし(手数料無料)でも支払いできます。
定額払いは手数料(実質年率15.0%)がかかるので、なるべくなら使わずに。
今回はポイント還元される方法に絞って調べましたが、どの支払いでどのポイントが貯まって、どの支払いでどのポイントが使えて、本人確認や口座連携はどの時点で必要になるのか……、結構わかりにくいな〜と思いました。
メルカリはフリマアプリとしての使い方がメインなので、各キャッシュレス決済についてはとっ散らかっている印象もなきにしもあらず……。
メルカリ内で必要な情報を見つけるのに、あっちこっちへ飛ばされましたし。
まあ、メルカリを今後も利用し続ける予定で少しでもお得に買い物したいなら、『メルカード』も一考の余地ありですよ。
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