ネット上には、昭和世代の自分にはピンと来ない流行語が溢れていたり、正解の無いマナーの良し悪しが議論になっていたり、SNSの反応に一喜一憂していたり、一昔前には無かった気疲れも感じます。
そんな中でも「自分もバンバン言っちゃってるけど間違い⁈」と思っていた言葉の1つ。
「了解です」
友達なら短く「了解!」と言うし、家族なら「了解です」かな?
丁寧に言ったつもりでも「〇〇の件、了解致しました。」
(「り」とか「りょ」は時代的にも年齢的にも使うのは痛々しいので問題外です。)
噂には聞いていましたが、どうやらダメらしいです。
「了解です」は敬語ではないので失礼にあたるらしいです。
(「です」が付いているので丁寧語みたいです。)
誰かに「了解です」と言われても失礼に思わなかったので腑に落ちない部分もありますが、自分からはできるだけ使うのを控えることにします。
「了解しました」は「承知しました」に言い換えるクセを付けなければ。
では、ついつい使ってしまそうなのを防ぐには……。
そうだ!このMacで『ユーザー辞書』に登録しておこう!
Macの『ユーザー辞書』で登録
自分はMac純正の日本語入力を利用しています。
『ユーザー辞書』は他のAppleデバイスと同期するので便利です。
もちろん『ユーザー辞書』はパソコンやスマホでの入力時の変換なので、自分の口から発せられる言葉は制御できません。
しかし、文字の方が冷たく感じたり、アイコンタクトやイントネーションでの感情表現ができないので、書き言葉を丁寧にすることであらぬ誤解を招くのを最小限にできるかもしれませんからね。
Macの「システム環境設定」→「キーボード」→『ユーザー辞書』で簡単に登録できます。
登録後は変換候補の一番上に出てきましたね。
どこまでの文字を入力したらどの変換候補が出てくるかは便利な方法を探ってください。
頻繁に使うなら、入力は「り」で変換候補は「承知」「承知しました」「承知致しました」と、複数登録しておくのもアリですね。
Macと同じアカウントのiPhoneやiPadの『ユーザー辞書』にも同期しています。
自分の感覚的には「承知しました」の方が心がこもらない感じがするし、ものすごい目上だったり社外の相手だったりするなら「かしこまりました」を使うので、「承知しました」はどうも使いにくい。
振る舞いをアップデートしなければ……。
情報が多いだけに何が正しくて何が間違っているのか分からなくて混乱しますね。
最低限のマナーは身に付けているつもりですが、失礼と思わせているかもしれません。
とりあえず今後も色々とごめんなさい。
「了解しました」は敬語ではありません!
しかと承りました。
コメントは優しくどうぞ