2020年2月16日リリース。
便利なアプリが出るらしいと、噂には聞いていました。
アプリ『Microsoft Office:Word、Excel、PowerPointなど』
早速、我がAndroidスマホ(HUAWEI nova lite 3)にインストールしてみました。
とっても便利なのはカメラを利用した機能でした。
アプリ名の最後、「〜など」の部分ですけど。(笑)
▪︎contents▪︎
『Microsoft Office:Word、Excel、PowerPointなど』
『Microsoft Office:Word、Excel、PowerPointなど』
GooglePlay・App Storeで無料(2020年2月時点)
以下、長いので、『Microsoft Office』とします。
iOSのApp Storeでは、『Microsoft Office』で良いみたい?
機能は長い名前の通りですね。
Microsoftのオフィスソフト3種が1つのアプリにまとまっています。
自分が今までインストールしたMicrosoftアプリを1つにまとめられるの?
まとめられるのならスマホのストレージもコンパクト化できます!
期待は大きいですよ〜、Microsoftさん。
今までは、スマホとタブレットに個別のモバイルアプリ『Word』『Excel』『PowerPoint』『OneNote』『Office Lens』『OneDrive』をインストール。
クラウドサービスの『OneDrive』に保存しながら、スマホからもタブレットからも、パソコン(MacではWeb版Officeで利用)からも同じデータにアクセスして編集していました。
では、スマホでアプリ『Microsoft Office』を開いてみます。
スッキリして見やすい、悪くないですね、うん。
最近使用したファイルから順に、各オフィスファイルが混ざった状態で一覧表示されます。
各オフィス毎に表示するには、画面上部の「ホーム」から。
簡単にアクセスできますね。
しかし、この画面から、例えば『Word』を選んでファイル一覧を開いた場合と、個別モバイルアプリの『Word』から開いた一覧とでは、できる事が微妙に違いました。
個人的には、「ホーム画面に追加」が無いのが気になりました。
頻繁に使うファイルはスマホにショートカットを置くのですが、『Microsoft Office』から開くとできません。
従来のモバイルアプリ『Word』『Excel』などからでないとできない様です……。
ファイルを完全に開いたら、編集画面は同じみたいです。
あまり気にするなポイントかな?
Mac特有のデメリット?
気になった一番下の「メモ」は、Mac使いには馴染みの無い『StickyNote』でした。
(Windowsでは標準装備アプリなんですよね?)
Macから「メモ」として確認するには、Web版の『StickyNote』からです。
『OneDrive』の中では、ただのテキストファイルや画像ファイルになり、見つけるのが少々困難です……。
Macでもアプリとしてお馴染みの『OneNote』から「メモ」にアクセスできるかと思ったのですが、どうにもこうにも出てきません。
全てのデバイスから簡単にアクセスできないと、少々不便です……。
カメラ機能が便利
断然オススメはカメラを利用した機能です。
アプリを開いた時、画面下部には3つのアイコンがあります。
真ん中の「⊕」をタップすると、カメラ機能です。
●メモ
左の「メモ」を選ぶと、写真を撮ったら自動で「メモ」に添付されます。
写真を撮って忘れない様に説明を書いておく、速攻メモメモ!なんて時には便利ですね。
●レンズ
真ん中の「レンズ」は、そう、ほぼ『Office Lens』です。
カメラをスキャン機能として使うなら、『Office Lens』を立ち上げるより速いですよ。
ただし、『Office Lens』にはある「名刺」は、ありません。
(アプリ『OneDrive』の中のスキャン機能には「名刺」あります)
●ドキュメント
右の「ドキュメント」も便利です。
スマホの各オフィスアプリで新規作成から編集までする事はあまり無いかと思いますが、写真を撮るならやはりスマホですよね。
画像を添付したオフィスファイルを作っておいて、編集は後からパソコンでという使い方がオススメ。
『Microsoft Office』は立ち上がりも速く、テキストのスキャン機能などもあるので、上手に利用すれば時間短縮に役立ちます。
PDFの編集も便利
ホーム画面下の右端「操作」を選んで下へスクロールすると、「PDFをさらに活用」がありますね。
写真を撮ってそのままPDFにしたり、既存の画像をPDFにするのも簡単です。
通常、スマホのカメラで撮った画像やスクリーンショットは「JPG」か「PNG」、オフィスソフトで作成したファイルはそれぞれの拡張子で保存されています。
(設定で変えられるのかもしれませんが、特に変える必要は無いかと……)
たまに「メールに PDF で添付して!」と指定されて、「えっと、スマホではどうするんだっけな〜(汗)」となります。
そんな時、「PDFをさらに活用」からなら、あっという間。
『Microsoft Office』のイチオシポイントかも⁈
『Microsoft Office』は便利なの⁈
自分は、Microsoftさんのサービスを無料で利用させて頂いている身。
文句などあろうはずもございません。
ちなみに、無料で利用する条件&方法は以前の記事で。
VS『OneDrive』
クラウドサービス『OneDrive』に大半のデータを保存していると、アプリ『OneDrive』からでもデータにアクセスするのは簡単です。
どちらでも良い気がしますね。
はい、閲覧だけならどちらでも良いです!
『Microsoft Office』なら新規で作成したデータは、
- 『OneDrive』に保存する?
- デバイス内に保存する?
- 他のクラウドサービス( 『Dropbox』や『Googleドライブ』など)に保存する?
を設定できるので、敢えて『OneDrive』に保存したくない時用に使うのも良いかも。
一方、『OneDrive』だけにある機能で素晴らしいのが「個人用Vault」です。
画像やフォルダに2段階認証のロックをかける事ができます。
無料版では3つまでという制限がありますが、個人情報が入っているエクセルデータって作りがちなので、有難い機能です。
セキュリティ面では『OneDrive』が一歩リードしているんですよね。
スマホのブラウザから『OneDrive』にアクセスするのは手間なので、やはりモバイルアプリの『OneDrive』は捨てられないな〜。
VS『個別オフィスアプリ』
『Word』『Excel』『PowerPoint』は使い方によります。
必要としている機能が『Microsoft Office』にもあるなら、個別アプリをアンインストールしても構わないですね。
データ閲覧するだけ、文字や数字を入力するだけ、メールやLINEに添付して送受信するだけ……、『Microsoft Office』で十分ですね。
複雑な編集は、諦めてパソコンの前に座りましょう。
VS『その他のMSアプリ』
『Office Lens』は『Microsoft Office』に置き換えても構わないでしょう。
『OneNote』は仲間に入れてもらえなかったので、個別アプリやブラウザから利用してください。
まとめ
自分の利用状況の中で気付いたのは、2020年2月時点でここまでですが、もっと便利な機能が備わっているかもしれません。
しばらく同居させてみて、『Microsoft Office』に置き換えられるか確認してみます。
スマホの容量に余裕が必要ですけどね。
『OneDrive』を利用しないなら、『Microsoft Office』を中心にすると便利ですよ。
『Microsoft Office』から他のクラウドサービス( 『Dropbox』や『Googleドライブ』など)のデータを参照する事もできますから。
今後アップデートされて、どんどん使いやすくなる期待もできますしね。
アプリ『Microsoft Office』、軽くて、スッキリしていて、試してみる価値あり。
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